∧∧∧山にまつわる怖い話Part3∧∧∧
『冬山で鹿を撃った』
899 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/11/25 18:27
猟師から聞いた話。
冬山で鹿を撃った時のこと。
獲物が倒れたのを目視して近づいたが、血溜まりはあるものの体がどこにも無い。
と、頭上の枝がガサガサと音を立て、足元の雪にタタ…と真っ赤な血が滴り落ちた。
本能的な危険を感じて、すぐにその場を離れたという。
『測量器』
900 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/11/25 18:30
測量士に聞いた話。
肉眼でポールの位置を確認した後、照準を合わせて測量器を覗く。
最初、真っ暗で何も見えなかったのが、一瞬後に視野が開けた。
が、視野全体が微妙に歪んでいて、何度ピントを合わせてもクリアに見えない。
不審に思ってレンズを調べると、べったりと脂のようなものがこびり付いていた。
こちらの様子を伺っていたポール持ちの男は、不審なものは何も見ていないと言う。
ただ、周囲にはなぜか香のような匂いが漂っていた。
気味が悪くなった二人は、早々に仕事を切り上げて山を降りたそうだ。
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