∧∧∧山にまつわる怖い話Part3∧∧∧
『寂れた神社』
470 :雷鳥一号:03/11/14 19:39
知り合いの話。
奥さんの実家に行った時のこと。
子供を連れて裏山を散策していると、寂れた神社があった。
何となく見てまわり、その帰りに子供が言ったのだという。
鳥居の上に、お父さんよりも大きい黒犬がいたね。
その人には何も見えなかったそうだ。
『投身自殺がよくある崖』
471 :雷鳥一号:03/11/14 19:40
友人の話。
学生時代、他校の生徒と一緒にキャンプした時のこと。
キャンプファイヤーを囲んで楽しく会話した中に、一つ怪談話があった。
そのキャンプ場の近くに、投身自殺がよくある崖があるのだそうだ。
就寝時間になり火を消している時に、その音は聞こえた。
どさっ。
キャンプ場の外から微かに、しかし皆に聞こえたのだという。
誰も確かめには行かなかったそうだ。
『緑色なもの』
472 :雷鳥一号:03/11/14 19:41
私の体験した話。
学生時代、一人で山中を縦走していた時のこと。
一人用テントで休んでいたのだが、夜中に妙な気配を感じて目が覚めた。
テントと身体の隙間に、何か緑色なものがうずくまっていた。
ガスのような感じで向こうが透けて見えた。
思わず手で押すと、柔らかく弾力のある手応えがかえってくる。暖かい。
力を入れると、緑色の中に手がずぶっと埋まってしまった。
緑色の何かは慌てたように、テントの隙間から抜けて消え去った。
テントの中には澄み切ったオゾンのような匂いが残されていた。
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