∧∧∧山にまつわる怖い話Part3∧∧∧
289 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/25 22:00
木の後追いというのもあります。(林の後追いって言う人もいる)
確かに進んでいるんだけれど周囲の木々が変わらない。
木っていうのは、慣れてない人にはどれも変わらないように見えると思いますが、
葉の付き方、幹の状態それぞれ全く違うんですね。
そんなことがあるから、山の中で正しい道を進んでいるのに道に迷ったと思われる方がいるのかもしれません。
290 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/25 22:25
>>289、木の後追いというのもあります。
うを…!興味有ります。「歩いても、風景が全く静止した状態」なのか、
「しばらく歩くと、何度も同じ風景が出て来る」のか…
「たぬきにばかされた…」とか言われる状態とは、違うのですか?
「危害を加えられた」などという例は、無いのでしょうか?
307 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/26 13:04
>>290
さあてどちらでしょうか。
気づいたら同じ木が同じ配置で周囲にあった、という感じなので。
しばらく歩くと何度も同じ風景が出てくる、に近いと思われます。
たぬきに化かされたというものとは違うような気がします。(化かされたことは無いのですが)
初めはぞっとしたもんです。独特な雰囲気がありますよ。
どちらかというと下山する時に多いので、後追いと言っているようです。
危害は特にありません。
たまに後追いと
わらいがMIXして起こることがあるらしいのですが、私は遭遇していません。
後追いに合った時、(これも伝承のおまじないですが)一度全ての道具を下に置けといわれています。
再び顔を挙げたとき後追いの木は消えているだろうというものです。
308 :290:03/09/26 13:42
>>307
解説ありがとうございます。
うーん、文から精一杯、状況を掴み取った限りでは…
「本来そこには無い物が見えている状況」ですかね?確かにぞっとしますね。
山の精とか、物の怪あたりでも、(集団で?)ついて来るのですかね?ブルブル…
でも「危害は特に無い」との事なので、安心しました。(山歩き好きなので…)
「日本の山には神が住む」とか言うけど、こういう事を指すのですね。(多分)
365 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/30 21:53
>>308
すいませんレスが遅れました。
いろいろ聞いてみたのですが、後追いにも種類があるようです。
私が経験した『気付いたら同じ木が同じ配置で周囲にあった』というのは、
周囲の人によると、どちらかというと林の後追いのようです。
ところが人によっては、それが一本だけあるという人もいます。
同僚の人で、山頂近くの木にふもとまで追いかけられたという人もいました。
下山しながら後ろを振り返ると同じ距離を保って、その木がずーっと追いかけてくるんだそうです。
翌年、同じ場所を測量した際、確かに見覚えのある木が山頂近くにあるのを確認したそうです。
木の話ばっかりになって申し訳ないのですが、私が以前北海道の原生林で研究していた時分に聞いた話です。
ある山のある場所では、広葉樹の葉っぱの裏表が逆になっている場所があるそうです。
その場所の木の枝は全て尋常ではない角度で上を向いているそうです。
もうひとつ
ある山のある場所には繋ぎ木というものがあり、その木の枝が全て周囲の木に繋がっているそうです。
繋ぎ木の枝を掃って道を開いてはならない、もし掃ったら繋ぎ木に身を取られるという話です。
次の記事:
『オカンが肉屋の配達をしていた』
前の記事:
『ファミレスを覗く』