山にまつわる怖い話
702 :全裸隊 ◆CH99uyNUDE:03/04/10 00:09
昭和初期の登山家で、加藤文太郎(だったかな)という人物がいた。
この男の特技は、雪の中でも熟睡できる事で、
通常なら凍死確実な状況で雪に埋もれながら一晩ぐっすり眠り、翌朝何事もなく歩き始める事だった。
実際、彼が寝ている現場を通りかかったある大学のパーティは、
いきなり間近の雪が膨れ上がり、中から人が起き上がってきたのを見て、腰が抜けるほど驚いたそうだ。
日本の山でいくつかのルートを切り開いた人物として、登山愛好家の間では比較的よく知られた人物だ。
と、随分前に読んだ本に書かれていた。
706 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/04/10 01:03
>>702
昭和初期頃の人って、そういう常識では考えられないことをしそうな雰囲気ありますね
どっかで読んだ話で、
吹雪の中道を見失ってもうダメだと思っていたら、前に人影が現われ、それについていったら安全な場所に出れた。
人影の横顔が一瞬見えたが、あれは伝説の登山家○×氏ではなかったか・・・というのがあったが、加藤氏だったかなぁ。
710 :お軽とカンペイ:03/04/10 23:18
>>702
山男たちの死に方(改題して今は「みんな山が好きだった」)に詳しく載っている
有名なエピソードです。
711 :お軽とカンペイ:03/04/10 23:21
山際淳司『みんな山が大好きだった』の元々の題名は『山男たちの死に方 雪煙の彼方に何があるか』
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