『バイクで走りに行った』のコメント欄より
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5年くらい前かな、夜中の3時くらいに東北の山道車で走ってたら、ものすごい霧が出てきた。
前のトラックのテールランプがかろうじて見えるって状態だったのに、
トラックはかなりスピード出してるのかあっと言う間に見えなくなった。
後ろには黒い車がついて来てたんだけど、
一本道を40キロくらいで走ってるのに、ちょっと目を放した隙にいなくなってしまった。
(霧が濃いから車停めただけかも知れないけど)
前後に誰もいないし対向車も来ないから、
眠気覚ましに知人と通話しながら30キロくらいでゆっくり走ってた(イヤホンマイク付)。
その道にはそれほど長くないトンネルがふたつあるんだけど、
トンネルが近づくにつれて通話が途切れ途切れになり、最後には切れてしまった。
PHSだと電波がないからと携帯使ってたのでおかしいなぁとは思ったけど、
くねくね道で停車するのも危なそうなのでかけ直すのはあきらめた。
いつものようにふたつのトンネルを潜り抜けると、またトンネルがあった。
あれ?と思いながらそのまま潜り抜けると、また別のトンネルが。
5つ目のトンネルに入ると、異様に長い直線で、トンネルの出口が見えない。
10分くらい走っても見えない。(車の時計壊れてるけど、CDかけてて三曲目が終わったくらいだったからたぶんこれくらい)
ここまで来て、ああ、これはなんかちょっと変だなって思ってUターン。
出れなくなってたらやだなーとか思いつつ、誰もいないのをいいことに大声で歌っていたら普通に出れた。
出たら霧が全く無い。車停めて降りてみたら、ひとつ目のトンネルの前だった。携帯で時間を確認したら4時15分過ぎ。
何がなんだかわからなかったけど、まぁいいかと思ってまた車をUターンさせて走ったら、
今度はふたつで終わりのいつものトンネルだった。
その後何度か通ったけど、トンネルが増えたのはあれ一回きりだった。
[ 2012/12/19 ] NO NAME ◆-
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55966書いた後で思い出したから似た話もついでに書いとく。
これも7年くらい前の話。
母と祖母が一緒に出掛けていて、他の家族も家を空けていたので一人でテレビ見てた。
夜九時くらいには帰ると言っていた母達が戻らないまま日付が変わったので、
世間話盛り上がって帰るに帰れない状態になってるのかな、と思っていたら電話がかかってきた。
「もしもし?」
『お母さんだよ。なんかね、帰ろうとしてるんだけど、どの道進んでも同じとこに出ちゃって帰れないんだけど(笑)』
「何それ道に迷ったの?」
『霧出てるけど知ってる道だから迷うわけないんだけどなぁ…
どの道行っても真ん中に床屋が見える分かれ道に着くんだよ。
さっきから右に真っ直ぐ行ったら床屋、左に真っ直ぐ行ったら床屋の繰り返しでね。あ、また床屋(笑)』
「狐詣でやってないで早く帰ってきなさい(笑) その床屋もしかして営業中?」
『うん、電気点いてるしくるくる(看板)まわってるよ』
「この時間に営業してるわけないじゃん完全に変なのに誘われてるだろそれ(笑) Uターンして戻りなよ」
めんどくさいと言いながら一度電話を切ってUターンした母、数分後再び着信。
『なんか霧晴れたよ~。同じ道来たのにさっきの床屋どこにもない(笑)』
「じゃあ見たことある場所に来たらまたUターンして帰って来なよ」
『わかったー。よく寄るコンビニ見えたからそこでUターンするよ』
「アイス!アイス!」
『30分くらいで帰るね~』ブツッ
「アイス…(´;ω;`)」
って事がありました。
アイスのお土産はありませんでした(´;ω;`)
[ 2012/12/20 ] 55966 ◆-
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