子供の頃の変な記憶☆その10
729 :プライベート・雷庵 :04/10/11 13:07:00 ID:SoDRQkv/
雷庵が小学校に上がる前のある日、母と連れ立ってお墓参りに行ったときの話。
お墓参りを済ませてから、母はお布施と折り詰めを持って寺の本堂に挨拶に。
私は、お墓に隣接している公園(お寺の敷地内)で待っているように言われました。
そして、しばらく一人で遊んでいると、知らないおじさんが現れました。
知らない人には~と母から注意は受けていたのですが、
そのおじさんは何と言うか…怖いと言う感じはせず、むしろ安心できる優しい人という感じがしたんです。
遊具などでおじさんと一緒に遊んでいると、程なく母が公園に現れました。
でも、キョロキョロ何かを探している風で公園の中を行ったり来たり。
母の用事がまだ済んでいないと思った私は、相変わらずおじさんと園内で遊んでいました。
ひと仕切り見回った後、本堂へと戻る母。
今度は住職やお坊さんらしき人たちも出てきて、みんなで公園の中を行ったり来たり。
母と一緒に全員で何かを探しているようでした。
なんだろう?と思いながらも構わず遊んでいましたが…
随分時間が経っているのに必死で何かを探しまわっています。
そのうち公園の外に出ていく人もいました。
みんなが気になってきたのと、遊ぶのにも飽きてきた私を察してか、
知らないおじさんが「そろそろ、お母さんの所に行こうか?」と言い、
母の所まで手を引いていってくれました。
私は母に近づき「まだ帰らないの?」と声をかけると、
泣きそうな顔で「今までどこに行っていたの!?」と怒りはじめました。
さっきまで一緒に遊んでいたおじさんの姿は忽然と消えていて…?。
私は「ずっと公園にいた」と主張しているのですが、
母は姿が見えなくなったので、公園を中心に住職&お坊さんに協力してもらって、今まで探していたというのです。
そういえば、おじさんと遊んでいる間は、
探しているみんなの声だけでなく、近くの車道の音すら聞こえてなかったように思います。
聞こえていれば、いくら子供でも探している事に気付いていたはずですから。
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