軍事な怪談
524 :名無し三等兵:04/02/07 03:32 ID:???
怪談にならんかもしらんが、俺が体験した話。
旅行でサイパンに行った。
行く前に何故か日本酒を仕入れ、それを持ってラストコマンドポストに観光に行った。
着いた瞬間、寒気が全身に走り、あちこちから人の声がした。
中に入る際、敬礼をし、「失礼致します」と言って入った時、その寒気が消え、暖かい感触に包まれた。
(周りから、えらい怪訝そうな目で見られたが)
持ってきた日本酒を置き、その場は写真撮って終わり。
翌日、ビン残すのはまずいと思い、もう一度入って見ると…
封切って無いのに中身空っぽになってた・・・
帰国した後、出来上がった写真見てみると、座ってる俺を抱えるような影が映った写真が幾つもあった。
両親に聞いて見た所、「おじいちゃんに似てる…」と言われ、((;゚Д゚)ガクガクブルブルになった。
その後すぐ、交通事故に遭い、瀕死の重傷を負った。
その時に見た夢は、どっかの港っぽいとこを歩いてる時に、内火艇が近づいてきて俺の名前を呼んでいる。
そこに行くと、軍服を着たおっさんに「馬鹿もん!フネを間違える奴があるか!」と一喝され、
そのまま別の港まで連れていかれた。
そこで目が醒めた。
後日医師に聞くと、「あの時、心臓止まってたんですよ、あなた…」と言われた。
じーちゃんは相当酒好きだったと聞いている。
日本に帰って飲みたかった酒を孫が持ってきた。
孫に小遣いやりたくても出来ないから、『命』っつー小遣いを俺にくれたのだと俺は信じてる。
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