精神的に怖い話 PART2
47 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 10:55
俺の最初の記憶は、幼稚園に上がる前、
団地前の公園のブランコから転落して、そのまま勢いづいて階段から転落(そんな場所にブランコ作るなって感じだが)、
左腕が折れた上に肩を脱臼、左足も折れて服はズタボロ、顔も身体も血まみれ砂利まみれで、
額を切ってドロドロになって、辛うじて上半身を起こし母を捜したとき、
すでに側にいた母に「きたない、さわるな、そんな汚い子はうちの子じゃない」と蹴られた時のものだ。
近所のおかーさん連中が大騒ぎして介抱、救急車を呼んで病院へ連れて行ってくれたが、
母は「そんなに汚くなった奴はうちの子じゃない、どうせもう助からない」と言って現れず。
夜になってから帰宅した父が母を引きずってすっ飛んできたのだが、
そんな父母の手を俺は無事な右手ではねのけて叫び、気が昂ぶって何かを吐いてそこで記憶が途切れる…。
49 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 11:18
>>47
ネタであってほしいのだけど、マジ話なの?
なんか色々苦労してそうだな・・・
50 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 11:40
>>47
今、母親との関係は?
53 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 12:26
>ネタであってほしいのだけど、マジ話なの?
所々端折ってはいるけど、基本的にそのままの話だよ。
最初はブランコから落ちて鉄柵にクリーンヒットして腕と額を骨折しただけで、
そこで血まみれになって母に泣きついたら、
母が振りほどいて階段から蹴り落として脱臼と足の骨折を負ったのが真相、って話もあとから聞いたが、
父母も目撃者だった近所のお母さん連中も、具体的に聞くと言葉を濁した。
自分の記憶ではその部分はない。
>なんか色々苦労してそうだな・・・
まあ、人並みには。
56 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 12:38
>今、母親との関係は?
もうじき還暦の母は、いまは母の実家で一人で暮らしてるよ。
父とは離婚して、いわゆる出戻り。もう20年近く会っていないけど。
その父も、俺が高校に入学した年に過労と心労で病死した。
>47の事件以来、家では俺だけ手や身体を拭く手拭やタオルが区別され、
食器も茶碗と箸だけでなく皿まで自分専用のものが厳格に決められるようになり、
それ以外のものを使うと顔の形が変わるまで棒で殴られた。
衣服も小3あたりで自分で洗濯できるようになるまでは、同時に二着以上は買ってもらえず、
2着を一日おきに交互に取り替えて着るだけで洗濯もしてもらえず、一週間くらい着たきりだった。
父が見かねて休日になると風呂に入れ、洗ってくれた。
俺が入浴すると風呂が汚れると言って、母はそのたびに半日かけて風呂場を洗っていた。
食事も父の前では辛うじて人並みに与えられたが、父の目が届かない場所ではひどいものだった。
58 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 12:47
家族にはもう一人、2歳年下の弟がいたのだが、
俺が怪我で醜くなってしまったからか、母は愛情をその弟一人に全て注ぐような感じだった。
しかしその歪んだ愛情が災いしたのか、常軌を逸した過干渉で弟はノイローゼ状態に陥り、情緒不安定で挙動不審だった。
父は小児精神科の受診を何度も相談したようだが、
そのたびに母は「私とこの子をキチガイ病院へ入れて厄介払いする気ね!」とブチ切れていた。
それでも五体満足でさえあれば、母は問題視しなかったようだ。
そして弟は俺が小学1年のとき、俺が学校に行っている間に団地の踊り場で転落死(?)して見つかる。
第一発見者は俺だが、下校時に家の前で発見しただけで別に俺がどうこうした訳ではないので、念のため。
この事件が原因で、ついに父母は離婚、俺は父方の実家に引き取られ、
しかし叔母夫婦に苛められて、結局施設に追い出されることになる。
施設での暮らしは、キツイ奴もいるにはいたが、家よりは大分マシだった。
父が健在だった頃は定期的に仕送りもあったので、小遣いも経済的にも余裕があったし、
なにより清潔な衣服と、暖かく衛生的な食事が黙っていても与えられるのが嬉しかった。
59 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 12:51
殺してもバチ当たらないよ。罰は食らうけど。
61 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 13:06
>殺してもバチ当たらないよ。
父母が離婚するまで、俺は自分の境遇が異常だということに気付かなかった。
まあ、他の家の環境を知らんのだから、当たり前でもあるのだが。
ただ、妙に幼稚園や学校の先生が優しく、自分だけ特別扱いする事もままある事に対しては、違和感を感じていたのだが。
でもそれは、不自由な左手左足と眼窩の形がおかしい事に対してだろう、と思っていた。
境遇そのものが異常だとは、思っていなかったのだな。
父の実家で暮らすことになり、祖父祖母に叔母夫婦も加わった食卓を囲むとき、
最初に「ぼくも一緒に食べていいの?」と聞いたときは、俺を抱き締めて泣いた叔母夫婦も、
俺が本当に団欒を知らず、本来その年なら知っているような事も知らない部分がある異常な俺に接するうちに、
だんだん邪険に扱うようになり、面と向かって「可愛げがない」とか、
「やっぱり身体が醜い奴は心まで醜いんだね、人の心が入っていないよ」とか言われた。
愛情にあふれた家庭、日常というものを知らないわけだから、それも無理はないなと思うのだが。
とにかく、当時の俺には、反逆とか復讐とかいう気持ちはまったくなかった。
そして、今となってはもう、どうでもいい。
母や叔母夫婦をどうこうしたところで、時間も人生も身体の自由も戻ってくる訳でもなし。
今はただ、母が一人さびしく実家で暮らしているという事実があれば、それでいい。
伝え聞く話では、近所でも評判のキチガイおばさんで通っていて、
遠巻きにして誰も近づかず、田舎町なのでたまに買い物などに出ても石を投げられたりするらしい。
今後さらに歳老いて身体の自由がきかなくなっても、俺にはもう助けてやる気もそんな義理も無いし。
みじめに老いて一人で死んでくれれば、復讐なんてそれで十分だよ。
一つだけ俺の希望を語らせてもらうなら、そんなみじめな時間が一年でも一日でも長く続くといいと思う。
62 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 13:06
>>58
激しく惨めだなw
63 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 13:10
話ができすぎ。
64 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 13:13
>>58
あなたは今幸せになってるの?なっててくれてるといいけど。
65 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 13:19
>>63
実際に起こってる実話の話は
小説なんかよりもありえない事の方が多いと思う。
69 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 13:26
>激しく惨めだなw
そうだね。いわゆる勝ち組負け組で言えば俺は負け組だし、
身寄りなし財産なし障害ありのかたわ者のしょぼい男には、妻さえいない。
>話ができすぎ。
事実は小説よりなんとやらと言うことだし、まあ、話半分くらいに思ってもらっても別にぜんぜん構わないよ。
否定されようが肯定されようが、ここに書いたことは基本的に俺の半生そのものだし、
ここで否定されても俺の人生には何の変化も影響もないので。
>あなたは今幸せになってるの?なっててくれてるといいけど。
独身貴族とまでは言わんけど、貯金はないものの一応食っていける程度の収入はあるし、
細々と趣味に生きる程度の余裕もある。ありがたいことだ。
まあ、他人をのしてでもがんがん成り上がっていくような人と比べれば、
俺の人生など何の価値もないゴミ同然のものなんだろうけど。
73 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 13:42
みんな待て!重要な部分を見落としているぞ!!
>そして弟は俺が小学1年のとき、俺が学校に行っている間に団地の踊り場で転落死(?)して見つかる。
>第一発見者は俺だが、下校時に家の前で発見しただけで別に俺がどうこうした訳ではないので、念のため。
そこで”記憶が途切れ”たりは、していないのか?
弟を屋上?に誘い出して、後ろから・・・・
74 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 13:42
ま、手前の稼ぎでオマンマが食べられて趣味も楽しめるんなら充分勝ち組でそ。
世の中には蛭みたいな家族にすがりつかれる不幸もあるし。
77 :47:03/10/02 14:02
>>73 >>75
ゆうわけぇ~無いでしょぉ~…
喪前ばか!?
つーか、喪前も突き落としたろかwwww
78 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 14:11
>77 お前誰?騙るなよ。
>弟を屋上?に誘い出して、後ろから・・・・
弟の死亡時刻は、俺が下校する2時間くらい前だったらしいよ。
2時間も誰も気付かない団地ってのも、別な意味で怖いが…
もちろん俺は真っ先に母に弟のことを報告しに行ったのだが、
母は弟の死体を確認したあと、あんたねッ!と叫んだあと、
わけのわかんない雄叫びをあげながら、俺を素手で折檻した。
そのとき俺は、今日は手が汚れても嫌じゃないのか…と思っただけだったが、
俺を屋上へ引きずって行こうとし始めた時は、さすがに泣き叫んだ。
そんな俺と母が騒ぐ声を聞いてようやく近所のおばはんが登場、警察呼んでくれたよ…
刑事さんも最初は俺が突き落としたと思ったらしい。
まあ境遇を聞けばそう考えてもも無理はないけど、死亡時刻と俺の下校時刻のギャップがわかったらすぐに解放してくれた。
81 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 14:26
最終的に弟の転落死は事故ということになったのだが、
俺の疑いが晴れた後も、警察では加害者がいた可能性が高いとして、
変質者が団地に侵入した可能性や、母が突き落とした可能性を随分長い間、疑っていたらしい。
警察署から父に連れられて帰るときの、父の落胆ぶりは今でも覚えているよ。
もっと早く決断していれば、遅すぎた、という言葉を何度か繰り返していた。
何日かして母が帰宅し、夜中に父母が言い争っていたのも覚えている。
そして父に呼ばれ、これからもこの家で家族そろって暮らしたいか、別の学校に移るのとどっちがいいか、と聞かれ、
俺は「どうでもいい」と答えた。
そう答えた瞬間、母が大声でゲラゲラ笑い出したときの異様な空気も、よく覚えている。
82 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/10/02 14:30
さて、騙りも出たことだし、トリップを取ってまで続ける気は俺にはないので、このへんで幕を引かせてもらうとするよ。
これ以降>47を名乗る奴がいたとしても、そいつらは全員、騙りだ。
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