病院にまつわる怖い話
231 :本当にあった怖い名無し:04/08/23 22:01 ID:7VAsk3X7
入院してた時の話。
俺、喫煙者なんだよな。
でさ、その病院は喫煙スペースが地下にあって、ガラスで仕切られていてエレベーターホールが一望出来るところ。
んで深夜、一服したくなり、そこへ行ったら先客がいた。
いつも顔を合わす人でさ、いつものように雑談してた。
ほしたら、エレベーターが下りてきた。さっきまではその人が入院している階に停止してたんだよね。
(なぜかそれだけははっきりと覚えていた)
エレベーターがうちらのいる階へ降りてきた。扉はまだ開いてない。
「ねぇ、このエレベーター、誰もいなかったら怖いねぇ」と話しかける。
「そうですなぁ、イヤですなぁ・・・」って返事。
扉が開いた。よかった、人間だ。と思って見てたら、医師と看護婦と家族らしき人とストレッチャーが。
ストレッチャーを見ると顔に白い布がかけられてて、
あぁ、亡くなったんだな・・・と思って家族らしき人を見ると、
「????」ってなった。
232 :本当にあった怖い名無し:04/08/23 22:05 ID:7VAsk3X7
だって、その家族、俺の向かいでたばこ吸ってる人の家族だもの・・・
その人の病室へ遊びに行った時、いたから顔は覚えてたんで。
頭が???の俺はその人に、
ねぇ、君の他に身内さんが入院してたの?と言おうと視線を変えたら、いないんだよね・・・
「え?」と思った俺はあたりをよく見る。その人はいない。
もしや・・・と思ってたばこを灰皿に入れ、家族らしき人へ駆け寄る。
「あの・・・●●さんですよね?」
「あ、あなたは・・・そ、そうなんです。ついさっき亡くなりました・・・・」
こういう事があって、それ以来、俺は霊魂の存在を信じるようになった。
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