楽しくて、読み耽ってしまいました。
このレベルまで行くと、どっちでもよいのですが、創作ですね!
第一に、メインの話の途中で時間が経ったからという理由で、突発的に、唐突に、違う話題にすることはあり得ない。思い出せないというならまだしも、これだけ詳細な所まで覚えているのに、話の腰を折るような人はまず、いない。
第二に、中卒であるのに博識。先生から教えてもらったとしても、回答がほぼ自分がしっかりと理解し、語彙も多い。専門用語のように語るが、ほとんど、辞典に乗っている言葉だ。偏見かもしれんが、オカルト系の専門用語は国語辞典に乗るようなものは無い。
第三に、ミサトの設定があまい。「1」に憑きものを見て気持ち悪いと吐いた奴が、本物の妖怪に耐えられる訳がない。(その時点でファンタジー的に思ってしまった。普通なら妖怪出てくるなら奇絶するのが妥当)
ただ、すごくおもしろかったし、タメになる。考えさせられる事も多くある。
特に「セイチョク」の話は何となく真理を付いたような話だった気がする。
作者は頭がいい!
リアリティのある終わり方が想像できなかったんだな。完結できなくて残念に思う。
[ 2021/01/14 ]
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