怖い話まとめブログ ロゴ

怖い話や不思議な話をまとめて紹介するブログ

このブログについて   投稿掲示板   ツイッター          スマホ版

[ 31661 ] 顔

H県○○市にお住いの中村さん(仮名)夫婦は親友の有村さん(仮名)夫婦のお誘いを急用のため断る事になってしまいました。
と言うのもこの二夫婦以前から4人で有村さん所有のワンボックスカーで近くの温泉施設に遊びに行くのを楽しみにしていたのです。
その日中村さん夫婦は用事を済ませ帰宅途中これから自宅で夕食の準備をするのも面倒なのでファミレスで食事をして行こうと言う事になり適当な店を見つけ入店しボックス席に着くと
なんと水を持ってきたウエイトレスが有村さんの奥さんさんにそっくりだというのです。 
二人はよく似た人もいるものだとその時はあまり気にもせず食事を終え帰宅しました。
その後間もなく有村さんのご主人から電話があり今日温泉の帰りに事故にあいご主人は奇跡的に軽傷で済んだものの奥さんは亡くなったと言うのです。(後から解ったのですが奥さんは顔の右側半分が滅茶苦茶だったそうです。)
その後お葬式の日程が決まり中村さん夫婦がお通夜に参列した時のことです。お坊さんがお経を読んでいる時室内に風など吹き付けてくるはずないのにお線香の煙が遺影の顔の右側にだけ向かって立ち込めていたと言うのです。その為か遺影の表情が別人のように見えたといいます。
そして不思議な事はその時ばかりではありません。お葬式当日出棺の時真冬だと言うのに何処からともなく赤い蝶々が飛んできて参列者の頭上をひらひらと飛び回り霊柩車が出発するとすっといなくなったといいます。
お葬式が終わり中村さんの奥さんが花が好きだった事もあり生花を少し分けてもらい帰宅しました。
その日の夜の事です。夜中の2時頃だったといいます。女の人が悲しそうにシクシクと泣く声が聞こえてくると言うのです。二人はおそるおそるその声の方に近ずくとなんと頂いてきた生花から泣き声が聞こえてくると言うのです。新聞紙に包んだまま無造作に置いたからでしょう。 二人は丁寧に花瓶に入れ水をやると泣き声は聞こえなくなったそうです。そして以前有村さんの奥さんの写真を撮ってあった事を思い出しそれを花瓶の前に飾って置こうと探し出すと写真を見て二人は仰天しました。
顔の右側半分がぼんやりぼやけて別人のような顔だと言うのです。最初からそんな写真ではなかったと言います。 
その後は不思議な事はないそうですがその写真は今でも顔の右側だけぼやけているそうです。
[ 2013/10/06 ] ◆-

[ 60231 ] NO TITLE

見ちゃデカーン!
[ 2014/08/20 ] ◆U5F10WAY

コメントの投稿











最新コメント



Copyright © since 2010 怖い話まとめブログ all rights reserved.
   プライバシーポリシー