小さい頃の不思議な体験
『月のもの』
125 :名無しさん@おーぷん:2014/08/21(木)23:42:26 ID:X1M5X0CvI
中学生の頃、眠りに落ちる直前に必ず見える映像があった。
それが見えるのは月に一度だけ、TVの砂嵐の中に日本人形のようなコケシのような顔立ちの女の子が浮かぶ。
毎回同じ顔。
ああまたか、と思いそのまま寝てしまう。
翌日に決まって月のものが来た。
当時は生*痛もなく、間隔も不順だったが、その女の子が見えたら確実で随分助かった記憶がある。
いつの間にか見ることはなくなったが、
あの女の子の顔を思い出してみると、今、自分の隣で寝ている娘によく似ている気がする。
127 :名無しさん@おーぷん:2014/08/23(土)20:57:18 ID:Ntt3SVWlj
>>125見て思い出した。
小さい頃、週1ペースで同じ夢を見てた。
いつから見ていたかはわからない。気づいたら見てた。
眠りに落ちる前に、あ、今日はあの夢が来るという予感があった。
どこかの町中、戦車のようなキャタピラの行列。
大人の陰に隠れてそれを不安げに見ている。子供の目線の高さ。
目の前のキャタピラが大きな音を立てて石畳みの上を行く。
高揚する大人たち。色彩のない町。
場面変更。
銃を持った大人達が町の大人達を殺していく。
私を抱きかかえた大人が撃たれる、道に叩きつけられる。
やまない銃声。急に静かになる。上に覆いかぶさった大人を押しのけて這い出る。
銃を持った大人が笑っている。銃が向けられる。衝撃。
目の前が暗くなっていく。道端に小さな白い花が揺れている。暗転。
起きると、心臓はバクバクして不安でいっぱいになった。
泣きながら起きることもあった。
その後、不思議と小学校高学年、月のものが始まるころに見なくなった。
前世?だったのかなあ。
『色の塊』
129 :名無しさん@おーぷん:2015/07/24(金)22:14:00 ID:hct
私は幼稚園に入る前くらいまで、他の人たちが色の塊に見えていた。
バーバパパの顔が無いかんじ。
姉はピンクで母はオレンジ、父は深い緑色。
機嫌が良いと澄んだ色で、怒ってると色が濁って見えた。
濁ったときは怒られるから、おとなしくしてた。
人の気分に敏感な子供だった。
その色が見えていたころ、一度だけ金色を見たことがある。
じっと見ていると、「変わった視方をする子だね」と頭をなでられた。
3歳くらいから、少しづつ人の顔が見え始めた。
ああ、もう少しであの色は見えなくなるんだと思うと少し寂しかった。
でも、これが普通の世界の見え方なんだなと分かっていた。だから少し安心した。
子どものころの少し変わった話。
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