ほんのりと怖い話スレ
『会社の飲み会』
298 :名無しさん@おーぷん:19/08/15(木)18:27:39 ID:dtp ×
母親の実体験です。
就職したての頃に、会社の飲み会に参加した時の事。
母がお酌をして回っていると、参加していた同僚の一人(以下Aさん)の周りの空間がなぜか暗かったそうです。
照明の故障とかではなく、Aさんのいる空間だけ闇に包まれている感じで、
Aさんはなぜか食事もせずに、正座したまま俯いていました。
母はAさんの体調が悪いのかと思い、周りの上司に声をかけて様子を見てもらったそうですが、
母以外の人たちは皆、Aさんは普通に食事をしているし、Aさんの周りも暗くなんかないと言ったそうです。
その後、Aさんは早退してしまって、母はやっぱりAさんは具合が悪かったのだろうと思ったそうです。
しかし同僚に聞くと、Aさんは母親が有名な登山家で、明日から週末を利用して母親と登山に行くので、
体調管理などの為に早退しただけだったと分かり、
母はAさんの異常はやっぱり自分の見間違いだったんだと、その時は思ったそうです。
ところが、週明けに母が出社すると、Aさんの席に花瓶に入った花が飾られていて、
Aさんは登山中に滑落死したと、同僚から聞かされたそうです。
飲み会の最中にAさんの姿がおかしく見えたのは、虫の知らせだったのかもしれないと言っていました。
『アァァア、アァァア』
299 :名無しさん@おーぷん:19/08/16(金)15:33:10 ID:WbT
自分の実体験。
気のせいと言われれば終わりな話だけど一つ。
自分は学生アパートの角部屋かつ、アパートの正面に見える二階の部屋を借りている。
ベランダからはアパート前の小道が見えて、そこを歩く近所の住民の話し声やらがよく聞こえるんだ。
その部屋に住み始めて2年ほど経ってきた頃。
アパートの隣のお家のおばあちゃんが痴呆症を患ったようで、早朝によく一人で家から出ては、
アパート前の小道をウロウロしながら、「アァァア、アァァア」と不規則な息遣い?に近い唸り声を上げているのをよく耳にするようになり、
「隣のお家の人大変だろうなぁ」と思いながらも、あまり気にせず生活していた。
それが連日続いて、蝉の鳴き声と同じくらい聴き慣れてきたころ、その日の唸り声はやけに立体感のあるものだった。
いつもならアパート前の小道、ソコソコの距離のところから聞こえるはずが、その日はやけの音が上下左右する気がした。
「おばあちゃん移動しすぎw空飛んでるやろw」なんて考えていたら、
明らかに近すぎる、自分の部屋のベランダで唸ってるような大きな声で、
「アァァアッアァァアッアァァアッアァァアッアァァアッ」って聞こえた。
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