∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part50∧∧
『頑丈だった爺さん』
143 :本当にあった怖い名無し:2010/07/14(水) 21:23:54 ID:PiDz6MjaO
5年前に死んだ爺さんの話。
母方の爺さんは山の中に住んでいた。
一応道は通ってたけど、隣の家まで1キロ以上、電気は通ってるけどガスはなし、平成の世で竃と薪の風呂。
爺さんは元は東京生まれの結構なボンボン。けど、戦争で親をなくして親戚を頼って東北の山奥に移り住んだとの事。
そんな爺さんは、凄く頑丈だった。生まれて一度も病院に行った事がなく、死ぬときまで歯が全部揃ってた。
火葬の時に不思議な事が起きた。
いつまで待っても火葬が終わらない。流石に親戚一堂が係りの人に詰め寄る。
係りの人の言い分は、いくら焼いても骨が崩れないとの事。
試しに釜?炉?から出してみると、小学校の理科室にある骨格標本そのもの。
箸でガンガン突いても崩れない。喪主の叔父さんと火葬場の人の話し合いで奥の部屋で金づちで砕く事に。
そんな頑丈過ぎる爺さんに生前に聞いた話。
「俺は若いときに、大きな鹿を助けた事がある。あれは山の神様で、御礼に俺を丈夫にしてくれた」
聞いたときにはフーンぐらいだったが、今にして思えば何となく信じられる気分になる。
『倒れた自動販売機』
177 :本当にあった怖い名無し:2010/07/16(金) 13:36:51 ID:SwQ4E+vc0
数年前に地元(山沿いの某県)にかなり強い大型台風が上陸して、次の日にニュースに映った。
ニュース映像で倒れた自動販売機とかをレポーターが映してたんだけど、
その自動販売機を倒したの台風じゃないんだよね。
誰に言っても信じないけど、自動販売機を倒したのは大きな鳥だった。
台風の前日に俺が見たのは、見たこと無い種類の巨大な生き物が自動販売機の上に留まっていて、
販売機を持ち去ろうと上に乗ってバサバサやってるのを見たんだよ。
田舎だから他に目撃者はいない。
大きさは自動車くらいで、翼があったから鳥だと思う。
その時鳥は販売機を足でつかんで持ち去ろうとしたけど、
ケーブルが引っかかって2mくらい引きずった後に、あきらめたのかそれを捨てて飛び去っていった。
で、次の日の朝にかけて台風が来て、
その後カメラとリポーターが来て「見てくださいこの台風の威力」とか言ってた。
けどあれは台風の仕業じゃあない。
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