∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part46∧∧
『太鼓の音』
201 :本当にあった怖い名無し:2009/08/17(月) 02:29:05 ID:myP/dATz0
昨日、家人が変なことを言っていた。
雑木の山の造成地に我が家があるのだが、明け方に太鼓の音が聞こえたんだと。
トテテテン、とか何かメロディーになってたらしい。
うちの隣はフェンスを越えれば山で、反対側の隣家からではなくそちらから聞こえてきたそうだ。
不思議に思った家人がカーテンを開けて目を凝らすと、
何だか判らないが、四つ足の獣が藪の中に消える後姿が見て取れたそうだ。
寝ぼけていたんじゃないの?と笑って聞くと、
少し怒って、年寄りナメンナヨ、既に起きていていたんだと(ry。
じゃあ一体何だったんだろうね?
まさかこれが狸の腹鼓ってヤツだったんだろうか?
ちなみにキツツキ類のドラミングとは明らかに違うという事らしい。
『鬼を封じた祠』
209 :本当にあった怖い名無し:2009/08/17(月) 20:33:04 ID:zgygQGPgO
一昨日、田舎に帰省した際に祖母から聞いた話。
祖母が幼い頃、祖母の家の裏山のある一角が立入禁止とされていて、そこには鬼を封じた祠があったらしい。
村人は誰も近づかなく、神主様だけが年に一度拝みに行っていた。
しばらくして、その小さな村が空襲を受けた。
その時に祠が吹っ飛んしまった。
しかし村人達は空襲を受け祠のことどころではなかった。
ただ一人、神主だけは違った。
祠に行くと、当時神社の手伝いをしていた祖母の母親に言い、山に登って行った。
数日後、内臓がない神主の遺体が見つかった。
その後、新しい祠を設え特に異変ない。
しかし、今、裏山の所有者が団地にしようと計画しているという話でした。
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