∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part38∧∧
『茨城県某所』
85 :ステップワゴン:2008/06/01(日) 15:16:08 ID:An2d+v+F0
5、6年前茨城県某所を自転車で遊んでいたとき、ふと入ったことのない路地を見つけた。
上り道で上を見ていると山というか丘というか、木で覆い隠されているような場所だった。
好奇心だったのかなんだったのか、登りたくなったので、進んでみることにした。
一番上で下を見ると、澄み切った池があった。
ふと見ると、鯉が数匹泳いでいた。
見かけから5,60cmくらいだったと思う。
しばらくそこで違うみなれない風景を見ていると、
池の方からオゥゥゥという声?と共に、鯉がバシャ!!と飛び跳ねる音が聞こえた。
びっくりして見に行くと、真っ黒な尻尾のようなモノが見えた。
しばらく見ていると、鯉の腹だけが食われた死骸が浮いてきた。
不思議に思い、ずっと見ていると今度は真っ黒な蛇のようなものがこっちを池の中からずっと見ている。
びっくりしたのは、その顔の大きさが一匹の鯉ほどの大きさがあったことだった。
その後、その顔はゆっくりと水の中に消えていった。
結構暗くなっていて、帰って色々と調べてみたがどこにもそのような生物のことはことは載ってもいなかった。
後日、改めて行ってみると、以前の澄み切った池ではなく、濁った池になっていた。
アレはなんだったのだろうか・・・・・
もしかすると、竜神とか、池の主的なものだったのか・・・・・
池の水は今も濁っている。
86 :本当にあった怖い名無し:2008/06/01(日) 18:08:06 ID:LX+5VDXB0
おもしろかった。
また行ったらレポートしてくれ。池の主だろうな
『ある山にキャンプに行った』
87 :本当にあった怖い名無し:2008/06/01(日) 20:43:36 ID:LX+5VDXB0
そういえばひとつ思い出した話がある。
兄貴の嫁さんから聞いた話なのだが…伝聞形だとウザイのでそのまま書く。
2〜3年前、5人位である山にキャンプに行った。
キャンプ場の貸し自転車で観光名所をアッチコッチ回っていたのだが、
そろそろ日も暮れたのでキャンプ場に帰ろうということになった。
しかしキャンプに来てはしゃぎ過ぎたので、帰ろうとした時にはあたりが真っ暗になっていた。
全くのド田舎で、山奥のため民家もなく人もいない。街灯などももちろんなく、正に一寸先は闇だった。
懐中電灯など何か明かりになるものも持って来てなかった。
メンバーの中に一人、自転車にまともに乗れない運動音痴の子がいたため、その子のスピードに合わせて山を下っていた。
しかし2時間位下っても麓が見えてこない。
それどころか民家の明かりも全くみえない。真っ黒な空にはカラスの大群が「ギャーギャー」と鳴いてた。
携帯はもちろん圏外。メンバーはパニックになりそうになった。
とりあえず落ち着こうということで、兄貴の彼女は友人と二人で、斥候として民家を見つけるために先に行く事になった。
そこから40分位下った所にようやく民家(古びた中華料理屋)を発見!
彼女たちはホッっとして涙が出そうになった。
中華屋は閉まってるけど明かりがついているので、「道を訊いてみよう」いうことになって友人と2人、ガラス窓から中を覗き込んだところ…
店舗の奥の居間には大型のTVがある。
TVに映っているのは赤い服を着た女の人のようなだが、全面にモザイクがかかっていた。(注:エロビデオじゃネーヨ!)
その女の人は静止画のようで全く動くことがない。
また、テロップ等も入っていない。どうやらTV番組でもないようだ。
ただ、全面にモザイクのかかった女の人の静止画が、ずーっと映っているだけ。
彼女たちは「ヤバい!」と感じ、顔を見合わせると、ゆっくりゆっくり、音を立てないようにその場から離れ、
自転車に乗ると、彼女たちは全速力で麓まで下た。
結局、他のメンバーとも合流できて、無事キャンプ場に戻れた。
未だにあれが何だったのか分からない。
あれは何だったのか、今でも友人と会うとその話になる。
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