∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part36∧∧
『トンキュー』
744 :本当にあった怖い名無し:2008/01/29(火) 00:52:30 ID:JKsvvNI5O
ついでに思い出したの追加。
登山をしたらロッジに泊まる事が多々ある話。
ロッジに泊まれば大人は宴会もよくある話。
子供は寝床に放り込まれて寝かされる。
一旦寝てたのが、何かの音がして目が覚めたから時間は不明。
隣というか、扉を隔てた遠くの部屋から大人の声が聞こえたのと、周りに人が居なかったから多分そんなに遅くなかったのかもしれない。
何で目が覚めたのか、ぼんやりした頭で考えていたら、ロッジの窓ガラス側から音がするからと気付いた。
トン、…トンキュー、トン、…トンキュー…
風が窓にぶつかる音かと思ってたけど、やたら規則的に続く。
おかしいなと思って、窓の方をじーっと見てたら、
白っぽい手がドアを叩いてトン(握り手の手の小指側で軽く叩く)、…トン(同じ叩き方)キュー(人差し指で窓ガラスを上から下に撫でる)。
これをひたすら繰り返してるのが、風で妙にユラユラしてたカーテンの隙間からチラチラ見えた。
メチャクチャ怖くなって寝袋に頭までもぐってそのまま寝た。
単なる誰かのいたずらかも知れないし、夢を見ただけかもしれないけど、とにかく怖かった体験。
『夜中に便所』
746 :本当にあった怖い名無し:2008/01/29(火) 01:16:05 ID:JKsvvNI5O
ついでのついで
ばぁちゃんが絶対にトイレの小窓から外を覗かない理由
ばぁちゃんは富山の山の方の生まれ。(自分が生まれた頃に他界。だから家は実際どこにあったか不明)
なんでも神社が近くて、立派な御神木とかもあるような場所の近くだった模様。
小さい頃からばぁちゃんの家じゃ、
「絶対に夜中に便所に行くときは灯りは禁止。便所の小窓に人影が映っても覗くな。じっとしてろ」って習わしがあったらしい。
冬の夜中に便所行った時に、ふっと人の気配がして、好奇心に負けてそーっと外を見たら、
五寸釘と藁人形持った目のいっちゃった女の人が、雪の中無言で歩いてるのが見えたらしい。
つまりばぁちゃん家は、丑の刻参りのルートになりやすい立地条件だったらしく、今泣いたら死ぬって7歳(5歳だったかも)くらいにしてリアルに実感したらしい。
くだんのオカンがばぁちゃんの子供の頃の話だって教えてくれた。
748 :本当にあった怖い名無し:2008/01/29(火) 01:29:04 ID:JKsvvNI5O
レス頂いた方、ありがとうございます。
2つ目が自分でも夢かなぁ、夢かなぁとか思いながら思い出して書いてみました。
他にも一本足で駆け抜けてった肌色っぽい何か(早くてよくわからなかった)や、
親子連れの熊が隣の谷に居たりや、
花に触れようとしたら誰もいないのに「トルナ!」とか怒られたりもありました。
めちゃくちゃ地味ですorz
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