山から石持ち帰るとヤバい
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1445320336/
『身体から石が出る』
138 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/21(土) 19:42:21.71 ID:qUCSg07L0.net
石じじいの話です。
じじいは兵隊に行って、衛生兵として訓練を受け戦闘に参加しました。
瀬戸内海に面した大きな町の連隊で訓練を受けましたが、そのときの話とか。
その町に、「身体から石が出る」人間がいたそうです。
町医者に診せても原因がわからず、珍しい症例だということで軍医に連れられて患者を検分したそうです。
最初は、尻の部分が3寸ほど腫れた。触ると痛みがあって硬い。
だんだんと痛みが強くなってきたので、我慢できずカミソリで切開したら、小さな丸い石が出たとのこと。表面が黄色だったそうです。
その後、その傷は癒えたそうですが、一月ほどすると別のところにまた腫れ物が。
それが腫れてまた石がでる。尻や太ももあたりから出たと。
身体の中に「石」(沈着物)が形成されるのは、尿管結石などの例があります。
これは、シュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムの結晶が、尿路系に沈着する現象です。
また、筋肉の腱が石灰化する病気(石灰沈着性腱炎、アキレス腱骨化症)もあります。進行性だと深刻な重篤な状態となります。
また、皮膚から異物が出る例としては、「虱瘤」というのがあります。(浅井了意『伽婢子』巻之十三)
139 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/21(土) 19:44:38.45 ID:qUCSg07L0.net
じじいを指導する軍医は、これはどういうものだとおもうか?とじじいたち新兵に尋ねたそうです。
じじいは、かつて外傷を負うようなケガをして、そのときに複数できた傷口に石が入ったあと治癒して、
それが今になって体外に出てくるのでは?と模範的な回答をしたそうです。
「石生みの患者」は、そのようなケガはしたことがない、と言ったそうですが。
石は複数あったので、そのうちの一つを金槌で叩いて割ってみたそうです。
かなり硬く、何度か叩いて粉々に割れたそうです。
外側の黄色に対して、中は黒い詰まった石でした。(モースの硬度7ですね)
結局、その石を分析するわけでもなく、家をあとにしたとか。
『小山』
140 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/23(月) 20:12:53.06 ID:7wdxicin0.net
石じじいの話です。
じじいは石探しをしたときに、山で不思議なものをいろいろ見たとのこと。そのなかの一つです。
それは遠くの山を訪れたときに見たもので、山の上の空き地(平地)に石が小山のように積み上げてあったとのこと。
まるでピラミッドのようだったそうです。
高さは3メートル以上はあり、一抱えもある石が積み上げてあったそうです。
その石はそのあたりに普通にある石でしたが、全部角を丸く加工してあったように見えました。
側面の一部は崩れていましたが、中も石がびっしりと積まれていました。
昔のだれか豪勢な人の墓だったのか?と思ったそうです。
近くの村人にはその存在を告げず、その山を後にしたそうです。
そのような石を積んだ構築物があるというのは、
著者不詳の古文書「伊予雑記」(江戸時代初期以前に成立か?)に記されているということです(三十七条:山中に石積みのありたること)。
「清良記」(江戸時代初期の軍記物)にも引用されています。
ただし、『清良記』については、歴史資料としては、信憑性が低いとする意見も多いのですが。
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