山から石持ち帰るとヤバい
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1445320336/
85 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/05(木) 02:14:09.81 ID:+4MMQmaS0.net
魚石と呼ばれるものがあるという
石の中に生きた魚が居る
その石の表面を丹念に磨いていくとやがて中の水が光に透けて泳ぐ魚が見える
魚石の中の魚は千年は生きる
その魚を見た者も長生きできるという
90 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/11/06(金) 23:55:42.22 ID:2Bwd+M5R0.net
>>85
魚石、ついに話が出ましたねw 奇妙な石と言えば定番ですね。
あと、ぺらぺらと薄くはげる石で、焼くと魚の臭いがして猫がやってくる、という石もあるそうですが。
石じじいの話です。
魚が入っている石ではなく、「虫」が入っている石は拾ったことがあるそうです。
それは安山岩(溶岩)の気泡の中に晶出している瑪瑙だったのですが、
光にすかして見ると、脚の長い虫(脚の数は正確にはわからず4本から5本あったとのこと)が入っていたそうです。
見ていても動かないのですが、時間をおいて光にすかしてみると、向きや脚の位置、本数が変わっているのだそうです。
ちょっとの間、自分で持っていたそうですが、奇妙なことが起きたそうです。
夏でもないのに、いろいろな虫がその石に寄ってきたそうです。
さすがに、カブトムシのような夏の虫は来なかったそうですが。
「これも、なにかいやな石だな」と思って、町の愛石家に譲ったそうです。
その後、その愛石家にはなにも不幸なことは起こらず、かえってその人の事業が成功して豪の者になったとのこと。
後に、その家は政治家を輩出しました。
じじい曰く、
「おしいことしたのう、もっとけばよかったかのう。
しかしのう、石は売ってなんぼやけんのう、石売りが石にとらわれてもようないわいのう・・・」
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