不可解な体験、謎な話~enigma~ Part105
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1515073854/
『息止めの訓練』
470 :本当にあった怖い名無し:2018/02/20(火) 14:10:50.46 ID:PkoMjKJ/0.net
昔、風呂で頭まで潜って息止めの訓練をしてたことがあって、
いつも大体30秒くらいで苦しくなってあがっちゃうんだけど、ある時いつまでたっても全く苦しくならないことがあった。
もうとっくにいつもの30秒はすぎてるんだけど微塵も苦しくならなくて、
潜りながら『え?俺今魚みたいに水の中で呼吸してるのか?』とか妙なことを考え出して、
しまいには『もしかして俺もう気を失ってるのか?』とか考えるようになって、
結局全く苦しくないのに怖くなってあがってしまった。
その後また潜ってみると、今度はいつものように30秒くらいで苦しくなるっていう状態に戻ってて、
なんだかあの時「もしかしたら俺は凄く貴重な片道切符を逃してしまったのかもしれない」と思ったことがある。
『水泳習ってた』
473 :本当にあった怖い名無し:2018/02/20(火) 16:15:20.19 ID:OG1F85U+0.net
小学生の頃、水泳習ってて、バスで毎週20分くらいかけてプールへ通ってた。
水泳教室以外では行かない場所だったから、プール周辺はよく知らない場所だった。
ある時、何時ものようにバスでプールに着いてプールへ入ろうとしてたら、
蝶みたいな羽根したトンボがヒラヒラ飛んでて、珍しいんで捕まえてやろうと追っかけた。
巧みに飛ぶトンボでなかなか捕まえられなくて、
何かに停まったとこを捕まえようとトンボの後を付いて行ったら、墓地の墓石に停まった。
こんな住宅地に墓地なんか在るんだななんて思ってたら、
トンボが停まった墓の前に爺さんが居て、ビックリした感じで目を見開いて俺を見てた。
俺が爺さんに何か用?って尋ねると、照れくさそうに知り合いの坊っちゃんに似てたとか言って帰ってった。
その間にトンボは何処かへ居なくなってて悔しい思いをした。
何週間かして、ふと思い付いてもう一度そのお墓に行って墓石を見ると、
墓石の側面に何人かの名前と年齢が彫られてて、その中に俺と一つ違いの子供の名前が彫られてた。
臆測だけど、爺さんと墓石に彫られた少年は兄弟か何かで、その少年と俺が似てたんだろうと思った。
それから何年かしてもう一度見に行った時、墓石にあの時の爺さんと思われる名前が彫られてた。
たぶん兄弟だったんだろうな。少年の名前は二郎で、爺さんと思われる名前は四郎だったからね。
不思議か?と言われたらそうでも無いが、妙に印象に残ってる出来事だった。
次の記事:
『ワンコに病気で死なれた』
前の記事:
『ホテルの一番高い部屋』『高層ビル街を歩いてた』