ほんのりと怖い話スレ その7
『祖父が亡くなって3日後くらい』
42 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/09/15 20:51
祖父が亡くなって3日後くらいから、夜になると家の中を祖父らしき人影がうろつくようになった。
真夜中にばったりその人影に遭遇した叔父が、
おそるおそる「オヤジ、なにしてるんだ」と話し掛けてみると、
その人影は「おう、カツヒト(叔父)、オレのメガネ知らんか」と生前の祖父そのままの口調で答えたという。
「オヤジ、頭の上にメガネのってるぞ」と叔父が冗談で返すと、
祖父は「あ、ほんとだ」と言って消えたらしい。
実際はその人影らしきものはぼんやりしてて、メガネをかけてるかどうかなどわからなかったそうだ。
が、それ以降その人影は現れなかった。
すごくネタくさいが親戚一同はかたくその話を信じていて、仏壇にはいつも祖父のメガネが置いてある。
『手』
54 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/09/16 21:08
バスに乗っていたときの話。
私、運転手のすぐ後ろの席に座るのが好きなのね。
だからそのときも運転手の後ろに座ってたの。
で、私の左前方にはお姉ちゃんが立っていて、ちょうどバスの進むほうを向いていた訳。
ちょうど私はお姉ちゃんの後姿を見るようなカンジ。
バスは結構混みあってた。
バスが停留所に着いたとき、お姉ちゃんの腰の辺りをさわさわしている『手』が見えたのね。
うおっ!痴漢!と思って手の主を探したんだけど、
お姉ちゃんを触れる位置ってのは、すでに降りる客で流れている。
つまり、ソコに立ってられる人はいないのね。
『手』は、私に見られた瞬間、しまった!ってカンジで、びくぅっ!として引っ込められた。
朝っぱらだったので、びっくりしただけなんだけど、未だに謎。
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