∧∧∧山にまつわる怖い話Part18∧∧∧
805 :本当にあった怖い名無し:2005/04/08(金) 13:54:57 ID:fYUvKTWVO
怖いというより不思議な話ですが…
工房時代、私は家業が八百屋ということもあり、春先によく山菜採りに連行されていた(山菜は元手タダなんでウマーw)。
山の入口に小さな祠があり、いつもはスルーして行くのだが、その日はなんとなく手を合わせてから入山。
母は体力的に足手まといなので、割と低い平地を探索していた。
私と父は春先でぬかるんだ急斜面を探索。我ながらかなり危険だったと思う。
しばらく探索していたら、私の体に異変が起こりました。
音が消えているのです。その日は天気も良く、そよ風が吹いていたにもかかわらず…
806 :本当にあった怖い名無し:2005/04/08(金) 14:07:40 ID:fYUvKTWVO
私は不安になり周りを見渡すと、
森の中がまるで時間が止まっているかの様に静まりかえり、何も動いていないかの様に見えました。
その時、頭を軽く叩かれた感触があり、そちらを見たら、父が斜面を滑落してきたのです。
間一髪で私は父をつかまえ、事なきを得たのですが…
気付いたら森の中はいつもの様にざわめいていました。
後にその事を父に話すと、『山の神様が助けてくれたのかもな』とのこと。
私自身、その山の祭りで奉納舞を舞っていたので、それもあるのかな?と思っています。
東北の、とある霊山の麓での出来事でした。
807 :805 806:2005/04/08(金) 14:19:35 ID:fYUvKTWVO
初カキコです
長文、駄文、大変失礼致しました。
後日談として、父がその祠に酒を奉納しておりました
いまだに奉納舞は続けております。
舞っている最中に半ばトランス状態になることがあるのですが、山の神様が降りてきているのだと私は思っています。
次の記事:
『マネキン』『風呂で漫画読んでた』『ど田舎の自動販売機』
前の記事:
『彼女の部屋の変なルール』