∧∧∧山にまつわる怖い話Part10∧∧∧
『登山中に後ろで悲鳴があがった』
571 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/08 16:13 ID:9lyC4a5T
Yahooチャットで元ワンゲルの奴から聞いた話。
富士登山中に後ろで悲鳴があがった。
見ると、下で知り合ったグループの内2人が落ちたらしい。
助けに行ったものかどうか状況を確認していると、
「あははははははははははは」と耳の後ろで女の笑い声が響いた。
驚いて振り返った瞬間、突風で飛ばされ本人も落ちた。
先に落ちた2人は死亡、本人は骨折だったらしい。
『霧の中尾根を登っていた』
573 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/08 16:50 ID:9lyC4a5T
Yahooチャットでよくネカマをやってるおじさんから聞いた話。
山の名前は失念。
霧の中尾根を登っていると、上から数人のグループが下りてきた。
全員俯いて生気がないうえに、足元から火花を散らしている。
これはおかしいと感じ、脇によけて目を伏せた。
すれ違う時足元を見たら、ふわふわ浮いていた。
『鹿の角』
576 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/08 17:31 ID:9lyC4a5T
自分の話
昨年役場から地籍調査の要請があり、久しぶりにうちの山に入った。
一日がかりで杭打ちを終わり沢を下っていると、鹿の角が落ちていた。
立派なものだったので、置物かナイフの柄にでもしようと拾い上げた。
角を手に下っていると、
「おー、よか鹿の角ば拾ったねぇ」
という声がした。
見回しても誰もいない。
「ばってん、一本じゃ縁起の悪かばい」
声の主を探してキョロキョロしていると、カランという音がした。
音のした方を見ると、もう一本角が落ちていた。
とりあえず大きな声でお礼を言い、鹿の角2本を手に山を下りた。
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