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『裏S区』1/3


死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?160-1

763 :本当にあった怖い名無し:2007/03/14(水) 04:54:54 ID:Xss+iCNa0
九州のある地域の話。
仮だがS区という地域の山を越えた、裏S区って呼ばれてる地域の話。
現在では裏とは言わずに「新S区」って呼ばれてるが、じいちゃんばあちゃんは今でも裏S区と呼んでる。
まぁ、裏と言うのは良くない意味を含んでる。
この場合の裏は、部落の位置する場所を暗に表してる。
高校時代は、部落差別の講義も頻繁にあるような地域。そこでの話。
(あくまで体験談&自分の主観の為、部落差別、同和への差別の話ではありません)

今から何年か前に、男の子(仮にA)が一人行方不明になった。(結局自殺してたのが見つかったけど)
俺はS区出身者。彼は裏S区出身者だけど、S区の地域にある高校に通ってた。
まぁ、彼は友人だった。あくまで『だった』だ。
1年の頃は仲良かった。彼が一人の生徒をいじめるまでは。
いじめられたのは俺。周りはだれも止めない。止めてくれないし、見てもない。傍観者ですらなかった。
必死にやめてと懇願しても殴る、蹴る。
俺は急に始まったから、最初はただの喧嘩と思い殴りあったが、彼の体格と俺のでは全く強さが違う。
でも、次の日も急に殴ってきた。意味も無く。理由を聞くも答えない。
薄っすらと笑ってたから、もう兎に角怖かった。


764 :本当にあった怖い名無し:2007/03/14(水) 04:57:13 ID:Xss+iCNa0
ある日、いきなりAが学校に来なくなった。俺はかなりうれしかった。
でも、もうその状況では、誰も俺に話かける奴はいなかった。初めての孤独を味わった。
多数の中に居るのに絶対的な孤独だった。

それからAが3週間学校を休んだある日、先生が俺を呼び出した。
ここからは会話。

先生「お前Aと仲良かっただろ?」
俺「いえ・・」
先生「う~ん・・・。お前Aをいじめてないか?」
俺「はい??え?俺が??それともAが俺を???」
先生「いや、お前が。大丈夫誰にも言わんから言ってみろ。問題にもせんから」
俺「いや、俺がですか???」

このときは、本当に意味が分からなかった。先生の中では俺がいじめてることになってるし。
で、俺は本当のことを言うことにした。

俺「本当は言いたくなかったけど、俺がいじめられてました・・・。
 皆の前で、殴る蹴るの暴力を受けてましたし・・・」
先生「本当か??お前が??他の生徒も見てたか??」
俺「見てましたよ。っていうか、何で先生は俺がいじめてるって思ったんですか?誰かが言ったんですか?」
先生「いや・・・。いや、何でも無い」


765 :763:2007/03/14(水) 05:01:28 ID:Xss+iCNa0
先生の態度が、この時点で明らかにおかしい。何故か動揺してる感じ。
それから数分、二人とも無言。
その数分後に、いきなり先生が言い出した。

先生「Aがな、休んどるやろが?なしてか分からんけど、登校拒否みたいな感じでな。
 家に電話しても、親がでて『おらん』って言うてきるんよ」
俺「・・・」
先生「そんでな、昨日やっとAと連絡とれて、色々聞いたんよ。
 そしたらAが言ったのが、お前が怖いって言うんよ」
俺「はい??俺が???」
先生「う~ん・・・。そうなんよ。お前が怖いって言って聞かんのよ」
俺「いやいや、俺が?逆ですけどね。俺はAが怖いし」
先生「ほうか、いや、分かった。もっかい聞くけど、お前はいじめてないな?」
俺「はい」
って言うやりとりの後解放されて、自宅に帰った。


766 :763:2007/03/14(水) 05:02:42 ID:Xss+iCNa0
実際のイジメって、多人数を1人でイジメルものだと思ってた。
中学生の時にイジメを見たことあったから、そのときのイメージをイジメだと思ったし、
よく聞くイジメも、大体が多人数が1人にお金をたかる、トイレで裸にする。
こういうことをすることだと思ってた。
まさか、たった一人の人間がたった1人の人間をイジメルのに、
先生まで巻き込み、俺一人だけをのけ者にしようとしてるとは思わなかった。
生まれて初めて人に殺意を抱いた。ぶん殴るとかじゃなく、『ぶっ殺したい』って本気で思った。


767 :763:2007/03/14(水) 05:04:32 ID:Xss+iCNa0
その次の日から、俺は学校を休んだ。行く気にはなれんし、行っても一人だし。と思って。
ただ、この登校拒否中にありえないものを見てしまい、俺はちょっと頭がおかしくなりかけた。
起こったのは、『飛び降り自殺』。
俺の住んでたマンションから人が飛び降りた。
たまたまエレベーターホールでエレベーター待ちだった俺の耳に、
「ギぃーーーーー」って言う奇怪な声と、その数秒後に「どーーーーん!」っていう音。
そのどーんっと言う音は、自転車置き場の屋根に落ちたらしいのだが、
それを覗き見たときは、本当に吐き気と涙がボロボロ出た。
これはただの恐怖心からなんだが、でもイジメにあっていた俺には、とてつもなく多きな傷だった。
これは本当にトラウマになっていて、今でもエレベーターに乗れなくなった。
会社とかにある、建物の中にある奴はまだ何とか乗れるが、
マンションにあるような、外の風景が見えるものには全く乗れなくなった。
なぜなら、このときに絶対ありえないものを見たから。


768 :763:2007/03/14(水) 05:06:04 ID:Xss+iCNa0
自転車置き場を見下ろしてた俺が、前を向きなおした瞬間に、螺旋階段が見えた。
そこに、下に落ちてる人間と全く同じ服で髪型(これは微妙で、下にあるモノとは異なってたようにも見える)の、
ニンゲンが立ってた。
これは多分、見てはダメだったんだと思う。
螺旋階段を下に向かって、ゆっくり降りていってたんだ。すごくゆっくり、下を向いたまま歩いてた。
下にあるものと瓜二つのニンゲンが。
ここで、エレベーターが来たときの合図の「ピン」って音が鳴ったんで、ビク!ってなり後ろを振り向いた。
そこにも居た。と思う。多分いたんだろう。でも良く覚えてない。
今考えれば居たのか?と思うけど、そのときは居たって思ってた。
「ピン」の音に振り返った瞬間に、どーんって再度聞こえたんだ。
でも今度の音は、エレベーターの中から。
どーん、どーーん。どーーーん。どーーーーん。って。
俺はもう発狂状態になって、それから倒れたみたい。

直ぐに病院に連れて行かれた。
見たもの、聞いたものを全て忘れるように医者から言われて、薬も処方されて、
それから1週間は、「うぅぅ」ってうめき声を上げてるしかなかった。
1週間過ぎぐらいにはだいぶ良くなっていたのだけど、本当は親や医者をだましてた。
よくなってなんか無かった。寧ろそのときから、その「どーん」って音はずっと付いて廻ってた。


769 :763:2007/03/14(水) 05:08:35 ID:Xss+iCNa0
その後、学校に行こうと思いだしたころに、Aの存在を思い出した。
俺がそもそもこんな事になったのもAのせいだ。
あいつがあんなイジメをしなければ、こんな目にも遭わなかった。
あいつは俺をこんな目に遭わせる様な奴だから居なくなればいい。
そうだ、この「どーん」って言う音に頼もう。
って本気で思ってた。俺は本当におかしくなってたんだと思う。
本気でこの『音』の主にお願いしてた。

次の日に学校に行った俺は、昼休みの時に早退したいと先生に言った。
先生も俺がどういう状況かを知っていたから、すぐにOKを出してくれた。Aはその日も休みだった。

その帰りがけに、先日部落差別を無くそうという話を学校でしていた(講義で)、おじさんに出会った。
そのおじさんはAのおじさんに当たり、何度か会って話したこともあった。
だけどそのおじさんが、俺を見た後からの様子や態度が明らかにおかしい。
最初見かけた時は普通に挨拶をしたのに、その後俺を二度見のような感じで見て、
いきなり、「あ~・・・」とかいいだした。
俺は「こいつもAに何か言われてんのか?」って感じで被害妄想を爆発させて、
怪訝な態度のこのおじさんを無視して横切ろうとしてた。
そのときに急にそのおじさんが、ブツブツブツブツお経のようなものを唱え始めた。
俺はぎょっ?!っとして、そのおじさんを見返した。
いきなり、あって「あ~」などとわけのわからない態度を取り出し、
それだけならまだしも、俺にお経を唱えたのだ。


770 :763:2007/03/14(水) 05:11:06 ID:Xss+iCNa0
生まれて初めて自分から人をぶん殴った。
言い訳がましいけど、精神的におかしかったから、殴る事の善悪は全くなかった。
ただ、苛々だけに身を任した感じ。
いきなりでびっくりしたのか、そのおじさんもうずくまって「うぅ…」って言ってたが、無視して蹴りを入れてた。
Aの親戚ってだけでも苛々してたのもあり、
「こら、お前らの家族は異常者の集まりか?人を貶めるように生きてるのか??
 お前差別をどうのこうの言ってたが、自分がする分にはかまわんのか?あ~??何とか言えや。こら!
 お前らは差別されるべき場所の生まれやけ、頭がおかしいんか?」
って感じで、ずっと蹴り続けてた。

でも、ここで再度予想外のことが起きた。
以下会話。


771 :763:2007/03/14(水) 05:13:14 ID:Xss+iCNa0
おじさん「ははははははははは」
俺「!?なんか気持ち悪い。いきなり笑い始めやがって!」
おじさん「あははははは。お前か、お前やったんか。はははは」
俺「??まじ意味分からん、なんがおかしいんか?」
(未だ蹴り続けてたけど、この時は大分蹴りは弱くなってる)
おじさん「ははは、やっと会えたわ。はははそりゃAも****やなー。ははは」(何を言ってるのか意味不明)
俺「は???お前ら家族で俺をイジメようてしよったんか?」(この辺りで怖くなって蹴らなくなってた)
おじさん「おい、お前がどうしようが勝手やけど、○○(俺の名前)が痛がるぞ。アニキは許しても俺は見逃さんぞ」
俺「は???マジでお前んとこはキチ○イの集団なんか?おい?」
おじさん「○○君、ちょっと黙っとき。おじさんが良いって言うまで黙っとき」
俺 「いや、意味わから・」「どーーーーーん」

いきなり耳元で音が鳴った。
俺はビクってして振り返ったら、
目の前にのっぺりとした細面の顔が、血だらけのままピクピクしながら笑ってた。
俺はまた発狂した。
この顔の見え方がかなり異常で、通常ニンゲンの顔を見る場合に、半分だけ見えるって言うのはありえない。
でもこの目の前の顔は、例えていうと、
テレビ画面の中にある顔が、カメラのせいで半分だけ途切れてて半分は見えてる状態。
その瞬間に、Aのおじさんに力いっぱい殴られて、意識を失った。


772 :763:2007/03/14(水) 05:14:20 ID:Xss+iCNa0
起きた時に、俺は家の自分の部屋ではなくて、リビングの隣の両親の寝室で寝かされてた。
時間を見たら20時。リビングからの明かりが漏れてて、両親が誰かと話しをしてた。
俺が起き上がり寝室のドアを開けて、その人物を見たときにすぐに飛び掛った。
AのおじさんとAのおばに当たる人が、そこに座って両親と話してたから、
それを見た瞬間に、もう飛び掛ってた。
直ぐに親父に抑えられてたけど、俺は吼えてたと思う。
Aのおじさんは「ごめん、本当に悪かったね」と繰り返してたけど、
どうしても許せなくて、親父の腕の中でもがいてた。
母親がイキナリ俺の頬をひっぱたいて、「あんたも話しを聞きなさい!」とか言い出してたけど、
俺はもう親にまで裏切られた感じがして、家を飛び出そうとして親父の手から抜け出し、
自分の部屋に向かい上着とサイフをとった。
が、上着を羽織ろうとした瞬間に、上着の腕の中に自分以外の手があった感触がして、再度叫んだ。
両親とAのおじおばが直ぐに来て、Aのおばがブツブツ言いながらお経みたいなものを唱え始めだして、
おじが俺の服を掴んで踏み始めた。
親父は青ざめてそれを見てて、母親は一緒に手を合掌して俺を見てた。
この時は、マジで自分が狂人になったのかと思った。

数分後、俺も落ち着いてきて、両親とAのおじおばと共にリビングへ向かった。
それまでの短い時間、Aのおじさんはずっと俺に謝ってた。
それからのリビングでの話しは今でも忘れられないし、そこで再度起こったことも忘れられない。

「『裏S区』2/3」に続く


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[ 2010/11/20 ] 死ぬ程洒落にならない怖い話

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