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『烏名』


土着信仰や風習に関する怖い話貼ってけ。

401 :本当にあった怖い名無し:2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:0zPZzsmW0
俺の生まれて中2まで住んでいた土地の風習の話。

そこは京都に比較的近い場所にある山あいの村(現在は市の一部)だけど、
裏山には謀反の疑いをかけられて逃げてきた皇子が隠れ住んでいたという言い伝えがあり、
実際に600mくらいの山の中腹には、岩屋というか室のようなものが残っている。
ひさしのような大きな岩が張りだしていて、中は頭をかがめないと入れないくらい。
入り口がすぼまっていて奥行きは7~8mくらいかな。
村では俺が小さい頃までは月当番を決めて、奥にある神棚に火を入れたりお供えをしたりすることをやっていた。
この皇子というのが、伝承ではかなり古い奈良時代以前の人らしい。
その村はほとんど農家ばかりだけど、昔からの風習として子供が生まれると名前を二つつけていた。
子供が病魔なんかに取られないように、捨とか棄丸とかつけて後に変えるという話は聞いたことがあるけど、
そういうのとも違ってはじめから名前が二つあるんだ。
子供は3歳くらいになると、普段呼ばれている本名のほかのもう一つの名を教えられる。
この名前のほうは烏名(からすな)と言われて、どうしてそういうのかは伝わっていないみたいだ。


402 :本当にあった怖い名無し:2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:0zPZzsmW0
なぜこんなことをするかといえば、
親の手伝いとか山菜採りとかの用事で裏山近くに行ったときに、
どこからともなく風に流れてくるような感じで不意に名前を聞かれることがある。
「名のりなさい」のような言葉が聞こえてくるらしい。
そのときに本名を答えると、そのままどこかわからないところに連れ去られてしまい、神隠しになってしまう。
またその呼びかけに答えないと、弟や妹、あるいは爺さん婆さんなんかが、日をおかずに亡くなってしまうらしい。
それで、呼びかけがあった場合は烏名を言いなさい、というふうに躾けられるんだな。
俺にも烏名があるんだけど、それはここでは書けない。
家族以外の人にはあまり言ってはいけないことになってるんだ。
この呼びかけをするのが、落人の皇子と侍従の迷った魂なのだそうだ。
もちろん俺は何度も裏山近辺に行ったし登ったこともあるけど、名前を聞かれたことはない。
そもそも子供の神隠しもなかったと思う。

俺が住んでた時にはまだ100世帯以上あった村も、今では市の一地区になって60世帯くらいまで減っていると聞く。
ちょっと思い出して懐かしいんで書いてみた。


403 :本当にあった怖い名無し:2013/07/15(月) NY:AN:NY.AN ID:TVleSxK20
>>401-402
烏名というのは初耳で興味深い話だった。
江戸時代まで武士や豪商の男子には幼名があったけど、
女子にも名前を二つ持たせるというケースは聞いたことがない。

ちなみに、自分の曾祖父は明治15年生まれで幼名を持っていた。
文明開化が行き届かない?田舎では、明治の中頃まで幼名をつけてしまっていたようだね。
戸籍はどうなってたんだろう……今度調べてみるかw


407 :本当にあった怖い名無し:2013/07/21(日) NY:AN:NY.AN ID:rtcFE4480
>>403
以前見た江戸末期生まれの曽々祖父の幼名は戸籍にも載ってたよ。
10年位前にとった、まだデータ化される前の手書きのやつのコピーだったけど。
今はどうなってるんだろう?


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[ 2015/04/01 ] その他

[ 78944 ] NO TITLE

 多分、烏名っていうのは、イミナだと思う。
 本来はこっちが本名で、隠さないといけないまことの名前。今でいう本名というのが通り名というものにあたる隠さなくてもいい名前。ではないかと。
 つまり、本名というのは戸籍上の真の名前ではなく、諱名としての真の名前を指すのかなーと。だから「名乗りなさい」と言われて烏名の方を名乗ったら、ホンマツテントウじゃないかと思うんですよね。
 でも烏名をあだ名の事として考えるなら問題ないけれど、家族以外にあだ名を教えてはいけないというのも変だし、やはり、本名と真名を意味の履き違えをして口伝されていると思うな。
[ 2015/04/01 ] ◆-

[ 78972 ]

うちの田舎、烏野豌豆や烏瓜と同じで、カラスって言葉には偽の、とか〜と似ているけれど違う、という意味があるよ。それと似たようなものなんじゃないかなあ。
[ 2015/04/02 ] ◆-

[ 78981 ]

寿限無寿限無…とかの名前つけられたら大変だろうなw
[ 2015/04/02 ] ◆-

[ 79011 ] NO TITLE

「名乗りなさい」

「ピカチュウです」「チョコです」「プリンスです」

「お、おう」
[ 2015/04/02 ] ◆-

[ 79036 ] NO TITLE

甲 :「名乗りなさい」
乙 :「諸星 和己です。(烏名 兼 隣の家の人)」

この場合、隣の家の人がやばいのと違う?
案外、近隣の家の人も烏名がよそ様の家の人の実名だったりして。
[ 2015/04/02 ] ◆-

[ 79073 ] NO TITLE

偽の名前でも大勢に知られると本名に近いものになってしまって
呼ばれて名乗った時に悪いことが起きる、みたいな考え方かもね
[ 2015/04/03 ] ◆-

[ 79094 ] NO TITLE

※79036
忌み名とかの実名敬避俗のまじないは
名詮自性(物の名はその物自体の本性を表すということ)という思想に基づいたものだから
その名のっている本人と名前とが一致しなければセーフという考えなんじゃないかね
[ 2015/04/03 ] ◆-

[ 79198 ] NO TITLE

※78944
忌み名と烏名は、むしろ真逆の意味なんじゃないかと思う。忌み名=本名なら、烏名は偽名。
だから、烏名を答えても、本末転倒ではない。
[ 2015/04/04 ] ◆-

[ 79206 ] NO TITLE

禁后みたいだな。まさか京都だったのかあれ?
[ 2015/04/04 ] ◆-

[ 79911 ]

陰陽師の小説で、鬼か妖に名前を聞かれて博雅が本名を、晴明が別の名前を名乗った話があったと思う。
この話読んで思い出したわ。
[ 2015/04/13 ] ◆-

[ 85603 ]

聞かれて名乗った名(烏名)を、普段は誰も呼ばない、知らないというところがミソなんでないかな。
誰も呼ばなければ名前で個人を特定することは出来ず、探し出せない=縁が結ばれない。
ヒトでないものは名前とか返事とかを頼りにしないと生きて動いてる人間に手出しが出来ないから。
でもそういう相手に対して嘘をつくのもダメだから、わざわざ誰も知らない名前をはじめからきちんとつけておくってことかと。
[ 2015/06/13 ] ◆-

[ 85617 ]

字(あざな)と諱(いみな)みたいなものなんじゃない?
よほど近しい人以外には字で呼ばせないといけないってやつ。
諱で呼ばれると霊的な支配を受けてしまうと考えられていたらしい。
ぬーべーにもいみなで呼ばれると操られるって話があったよね。
[ 2015/06/13 ] ◆-

[ 105553 ]

「お前の名は何か」と問われると「我が名はレギオン。我々は大勢であるがゆえに」って答えたくなる
「君の名は」って聞かれると「氏家真知子」って答えたくなる
「お前は一体誰なんだ」って聞かれると「江戸川コナン、探偵さ」って(ry
[ 2016/02/21 ] ◆-

[ 105592 ] NO TITLE

なんだちみは?!
[ 2016/02/22 ] ◆-

[ 105599 ] NO TITLE

そうです!わたしが!
[ 2016/02/22 ] ◆-

[ 105662 ] NO TITLE

へんなおじさんです!
[ 2016/02/22 ] ◆-

[ 105691 ]

だっふんだ!
[ 2016/02/23 ] ◆-

[ 117999 ]

京都に近い、やから京都ではないでしょうね。恐らく滋賀。
[ 2016/08/23 ] ◆-

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