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怖い話&不思議な話の投稿掲示板 過去ログその12

「過去ログその11」の続き

[ 58356 ] NO TITLE
Aの住む町では最近、通り魔事件が発生していた。
その手口は残忍で、夜遅くに、走って逃げ回る女性を追い掛け回し、疲れて動けなくなったところをメッタ刺しするというものだった。
逃げ回る女性と、それを追う犯人の様子が、街頭の監視カメラに映っていたことから発覚した手口だった。


Aはある日、残業で帰りが遅くなった。
帰る途中の電車の中で、ニュース速報をみた。
ほんの10分ほど前に、同様の通り魔事件が再び発生し、女性が一人殺害されたようだった。

Aは怖がりながらも、用心して帰り、自分の住むマンション入口までたどり着いた。

Aの住むマンションは10階建てで、Aはその最上階に住んでいた。
Aはいつも、マンションの2階からエレベーターに乗る。
それは、マンションの正面入口と裏口とでは地面の高さが違い、裏口はマンションの2階部分になり、通勤の経路的にも、裏口から入るほうがAにとっては都合がよかったからだ。

1階からエレベーターが上がってきた。
そのエレベーターには、車椅子に乗る若い男性が乗っていた、両足に包帯がぐるぐると巻いてあった。
その男性は顔を俯むけていた。
Aは軽く会釈をして、エレベーターに乗った。

マンションのエレベーターはとても狭く、古いエレベーターだ。
行き先階を押すボタンは、エレベーター内の入口横にのみ設けられており、既に9階のボタンが点灯していた。
この車椅子の男性は9階の住人なんだろう。
Aは手を伸ばし、自分の住む10階のボタンを押した。

9階で車椅子の男が降り、10階に着く。
しかし、部屋に入ろうとした時に、会社に自宅の鍵を忘れたことに気づいた。

気が滅入った。
近くに住む友人宅に泊まらせてもらおうか・・・
しかしそれは、通り魔がいるかもしれない住宅街をまた歩くことを意味した。

だが、このままここにいても仕方ないため、友人に連絡し、泊まらせてもらうことになった。
友人宅までの道は、怖くないと言ったら嘘だが、少し安心して歩くことができた。
多数のパトカーが犯人を探して走り回っていたからだ。



友人宅に泊まり、朝起きると通り魔事件の犯人が捕まったとのニュースがテレビで流れていた。
安心したAは友人にお礼を言ってすぐマンションに帰った。

マンションに帰ると、急いで仕事の準備をした。
そして、ふと気になったので、訪問者がいなかったかインターホンのカメラの映像を確認した。


その映像をみてAは驚愕した。
Aが友人宅に向かって10分後くらいの時間に、録画記録がのこっていた。
先ほどニュースで流れていた、通り魔事件の犯人の顔が映っていた。
[ 2014/07/31 ] NO NAME ◆-


[ 58491 ] 新しいシェアメイト
最近部屋に小人が出る
と言うと病院行けと返されるかもしれないが
家をシェアしている友人も見たので何かしらがいるのだろうと思う

まず家は古風で明治建築と言えば聞こえは良いが大学生2人でシェア出来るようなボロい見た目だけが取り柄の家である
しかも住み初めてこの1年は至って普通だった

が、
6月初めの朝に「それ」はやってきた
雨の日の朝に布団の中でまどろんでいると天井から何かを引っかく音がする
ネズミやイタチはよく居るので気にせず寝ていると突然頭に衝撃があった
訳がわからず飛び起きると小人がいた
床の上の低反発クッションに埋れてもがく小人が笑
目の前の事に現実感はなかったがとりあえず
突っつき、
「あの、、大丈夫ですか?」
と声をかけたら
「たぶんね」
と小さな声が返ってきた
私は何も言えずに無言でいる
小人は相変わらずもがいている
しばらくそれが続く
そして唐突に外から紙鉄砲のようなパンッ!と音がして窓の方を見た
何もない
視線を戻す
小人はいない
これ以降奇妙な生活が始まる事になる

最近ではTVのリモコンがなくなる→見つける
→元の場所に置く→目を離した隙になくなる→探す
を1日に4回繰り返した事も
どうやら遊ばれてるようだ

他にも彼はメキシカンチップスが好きらしい事や、アルコールに弱い、お風呂によく出る
という事などが1月でわかった。
他にも私は目撃していないが友人の話によると暑い最近はよく水道が出しっぱなしになっているらしい

あ、終わった話ではないし、現在進行形なので申し訳ないですがオチはないです
また何か進展があれば、あるいは質問があれば投稿させていただきますm(_ _)m
[ 2014/08/01 ] 雨時々涙 ◆AuSknOPw


[ 58621 ] 事故
事故先日のこと。

仕事の休日に、姉の運転で買物に行った。
姉妹ふたり、雨の夜だった。

姉は足が不自由で、移動には車椅子を使う。
駐車場に車を止め、小雨のなか荷台から車椅子をおろすと、私は運転席側へと急ごうとした。

次の瞬間、

「駄目だよ。そっちではなく反対からまわりなさい」

と耳元で誰かが囁いた。
振り返っても、照明に浮かぶオレンジ色の雨粒しか見あたらない。

首をかしげながらも、直感が従えと告げていたので、助手席側へと車椅子を押した。

視界の端では、大型車が正面から入ってきて、向きを変えるところだった。

ほんの数秒ののち。
ドゴンッ!と大きな音をたて、姉の車が持ち上がった。
先程の大型車にぶつけられていた。
相手の確認不注意だった。

運転席側の扉がベコベコになってしまったが、幸い姉には怪我はなかった。
その後、警察を呼んでバタバタし、結局家に帰ったのは夜中過ぎになった。

後日、ディーラーに車を運びつつ、姉とその時の話をしていると、姉がぽつぽつと語りだした。

姉「私、あのとき……右手側に、大きな黒い影をみた。あんたを包むように手を伸ばしてた。でも、急にその手が弾かれて、あんたが助手席側にまわった。そしたら、黒い影の向こう側から大型車が現れた」

私「あんたに怪我がなくてよかったよ……」

姉「あんたも、あと数秒遅ければ死んでたよ」

たしかにそうだ。
そう思った瞬間、背筋に寒気が走った。
姉が見たという大きな黒い影は、いったいなんだったんだろう。
私をひきとめた声は、低い男の声だった。
誰だったんだろうか。

[ 2014/08/03 ] ちび ◆nD1GYqK.


[ 58765 ] NO TITLE
>> 58621
怖い話まとめブログまとめに掲載しました。
[ 2014/08/05 ] 怖い話まとめブログ管理人 ◆Ahsw8Nok


[ 58967 ] 独リ旅
大学の先生に聞いた話。

とある大学に通う女の子が、あこがれの海外旅行に行くことになった。
親に迷惑のかからないように、バイト代をためての個人旅行。

英語はそこそこできたし、きっとなんとかなる。
そう楽観しての独り旅だった。

実際渡航してみると、訛りの強い現地語に、英語の通じないところも多い。
意気消沈した彼女が、落ち込んで公園にいたときだった。
やさしげな老婦人がなにごとか話しかけてくる。
彼女が英語でぽつぽつと事情を話すと、老婦人もたどたどしい英語で、熱心に話を聞いてくれた。

するとそのうちに、老婦人がすこし待っていてね、と声をかけて、紙コップに入ったオレンジジュースを2つ持ってきた。
公園の屋台で買ったらしい。
「久々にたくさんお話ししてのどが渇いたわ、あなたもどうぞ」
彼女も安心してオレンジジュースを飲みながら、また会話を続けた。

ふと目を覚ますと見慣れない天井があった。
いやだわ、眠っちゃったみたい。
そう思ってすこし動いた彼女は、自分が水風呂に浸かっていることに気がついた。
服も荷物も何もない。
あったのはバスタブの頭のあたりにあったメモだけ。

メモには「目が覚めたらこの番号に電話して」

彼女がその番号に電話すると、救急車がやってきた。
あとすこしで失血死するところだったらしい。
帰国してくわしく検査をすると、彼女の体から臓器がひとつ消えていた。
その大学では海外へ行く学生達にこう指導している。
「どんなにいい人でも、差し出された飲み物や食べ物に口を付けてはいけない」
と。
[ 2014/08/07 ] NO NAME ◆-


[ 59482 ] 被爆体験?
311の大震災から3日目の2011年3月14日の朝、
都内在住・在勤の私は、いつも通り出勤のため家を出た。
街は妙に自転車が多かった。
駅の手前のバス停にちょうどバスが来たので、
たまにはバス通勤しようと飛び乗った。

会社には1/4くらいしか出勤してなかった。
計画停電で電車が全て止まり、出勤できぬという。
午前中は通常業務ではなく、食料品や水の買出しを手伝わされた。

昼過ぎに会社から退勤命令が出た。
電力不足で夕方の電車が止まりそうだという。
帰宅支援バックを背負って会社を出て、
運よく乗れたバスで帰路に着いた。

最寄りのバス停で下車すると、クシャミが出て止まらなかった。
買い物するためス-パ-に入ると、クシャミは治まったが、
店を出るとクシャミが再発した。
朝は体調に問題なかったのに。
悪寒が強く、酷く体調が悪い。
その夜、入浴中に鼻血が出た。

後で知ったが、福島からの放射能プル-ム第一陣が東京に
到達したのは3/14頃だという。

東京に届いた放射能は健康に影響ないほどの微量であったとは
思うが、アレルギ-反応の原因にはなり得たのではないだろうか?
[ 2014/08/12 ] 防空頭巾 ◆-


[ 59485 ] 迎え盆
私が大学生の頃、大変お世話になっていた習い事の先生が亡くなりました。
悪ガキだった私を根気よく指導し、本当の孫の様に可愛がってくれた人も技術も素晴らしい先生でした。

訃報を受けたとき、恩師の死に目にも会えず葬式にも出れないことを大変悔やみました。

先生の奥さんも先生が亡くなってからというもの目に見えて元気がなくなっていました。
奥さん1人でお盆を迎えるのは精神的にも大変なのではないかと思った母の計らいで、
私は先生の家に泊まりお盆の手伝いをすることになりました。

慌ただしくお迎えを終えへとへとになった私は、その日いつもより早く就寝しました。
夜中にもの凄い寒さで目が覚め、目だけでブランケットを探しました。
足下に丸まったブランケットを見つけ取ろうとすると体がぴくりとも動きませんでした。
頭は完全に起ききっておらず、ぼーっと「エアコン止まってるのに寒いなぁ、ブランケット取らなきゃなぁ、体動かないなぁ」とのんきに思っていました。
すると先生の寝室の方からふと人がやってきて、私の足下で止まるとブランケットをふわりと私の体に掛け、ぽそりと何かを言って通り過ぎて行きました。
薄暗くてよく見えませんでしたが、私は奥さんがトイレに起きてきて掛けてくれたんだなと思いながら、ブランケットの温かさにまた眠りにつきました。

翌朝朝食の席で昨晩のお礼を言うと、奥さんは夜中に一度もトイレには行っていないし、ブランケットも掛けていないと言いました。
寝ぼけて夢でも見ていたのだろう、普段ならそう片付けてしまいますがその時ばかりは夢だとは思えませんでした。

ひょろりとした体型に、片足を引きずる様にゆっくりと歩く独特の歩き方、そして何より通り過ぎる時に聞いた「風邪引くで」と言った声。
まさに先生でした。

亡くなってからも心配されていることに申し訳ない反面、嬉しくも思いました。
今年こそは先生にお帰りなさいと言えるよう、仏壇の前で待機しようと思います。

駄文失礼致しました。


[ 2014/08/12 ] 砂糖 白 ◆-


[ 59554 ] NO TITLE
姉から聞いた話。

姉の通った女子高は古戦場に建っている。

飛鳥の昔から先の大戦までいろんな戦いの舞台になったところで、学校を建てた時にも土の中からごろごろ遺骨が出たそうだ。

そんな場所ならさぞかし幽霊話も多いだろうとwktkで訊いたらやっぱり『出る』という。

湯沸し室に出る子供を抱いた幽霊と女の泣き叫ぶ声が聞こえる円形校舎。
だから生徒はいかなることがあろうとも絶対に七時下校を厳守云々……

あれ?

だけどおかしくね?

だって激戦地だろ?
何で血みどろの落ち武者とか生首とか出ないの?

そしたら姉ちゃん曰く

『昔は出た』

『だけど戦前に女学校ができて、生徒たちのスカートがひらりひらりと翻るたびに、一体、また一体と成仏して出なくなった』

『これもみな〇〇管主(←創立者)のふか~い思し召しによるところ』



そうか。

成仏できてよかったね。

でも姉やその友達の実態を間近で見ている俺としては、
成仏した霊たちがだまされたような気がしなくもない。




[ 2014/08/13 ] NO NAME ◆-


[ 59570 ] NO TITLE
>>59554
怖い話まとめブログまとめに掲載しました。
[ 2014/08/14 ] 怖い話まとめブログ管理人 ◆Ahsw8Nok


[ 59831 ] NO TITLE
雷鳥一号さんの「カタリ」ってお話読んで思い出した。

私の曾祖父も山菜取りに入った山で、大きな猿のような生き物に自分の命日を予言されたらしい。
その猿は「お前の命は○○年後の何月何日までなんだよ」とやけに親しげに言った後、ポカンとした曾祖父を尻目に大笑いしながら山奥に消えそうだ。

しかし猿も予想外だったろうと思うが、この曾祖父若い頃からもの凄い忘れっぽい人だった。
一週間もすると言われた日付が何年後の何月何日だったか、コロッと忘れてしまったらしい。
○○年後が結構長生きな年数だったし、大往生っぽいしまあ良いか、と気にしなかったそうな。


以上が存命中の曾祖父に聞いた話。
で、その曾祖父が10年程前に亡くなったんだ。ひ孫の私が13歳の時。
かくしゃくとした曾祖父だったが、さすがに晩年はボケちゃってよく近所を徘徊していた。
でも寝たきりになることも無く、日常生活はそこそこ送れる程度のまま風呂に呼びにいったら亡くなってたという見事なピンピンコロリ。
大往生だった事もあり葬儀で集まった親族一同も「猿の予言もあながち間違ってなかったなw」と、和やかな雰囲気だった。

しかし後日、遺品整理していた時に曾祖父の若い頃の日記を見つけた。
「一応忘れっぽいことを気にして日記を付けたことも有った。が、その日記をどこに置いたか忘れたw」
と曾祖父が言っていた事を思い出し「おじいちゃんwww」と一緒に片付けていた大叔父達とペラペラめくって笑っていたが(ちなみに日記はなぜか押し入れに有った金属の弁当箱?の中に入っていた)
件の猿の予言の項を見つけてしまった。以下大叔父による要約

「ぜんまいを取りに○山に入ったら岩の上にえらい大きな苔の生えた猿が居た。俺は○○年後の何月何日に死ぬという。
ニヤニヤ笑いおってムカつく。妙に馴れ馴れしいのも腹立たしい。
なので絶対何月何日には死んでやらんことに決めた。」

曾祖父が亡くなったのは日記に書いてあった日の翌日。
忘れてたくせに意地は通したらしい、と未だに語りぐさになっています。

以上です、読みにくかったらごめんなさい。
つたない筆で長々と失礼しました。
[ 2014/08/16 ] NO NAME ◆-


[ 60137 ] NO TITLE
>>59831
怖い話まとめブログまとめに掲載しました。
[ 2014/08/20 ] 怖い話まとめブログ管理人 ◆Ahsw8Nok


[ 60199 ] チョロQ
怖くはないんだけど聞いて欲しい。

私は東日本大震災で津波の甚大な被害を受けた沿岸部よりは少し内陸に入った都市部に住んでいる。
海に向けて車を走らせれば、10分程で立入禁止区域に着く距離だ。

震災から3日後、自宅に戻ってごちゃごちゃになった室内の掃除に追われ、疲れ果てて早くに布団に入った。

当時はまだ余震もおさまらず、電気もガスも復旧していなかったから、5時を過ぎると街が真っ暗だった。
この都市部であんな星空を見れることは、もうないんじゃないかな。

疲れていたが、余震のせいで眠りも浅かったのか、夜中に妙な音で目を覚ました。

チキチキシャーッ
カツン
トトトッ
キチキチシャーッ
カツン
トトトッ

初めは何の音かわからなくて、怖くもなかった。
でもどこかで聞いたことがある音だなと、目を開けることなくボーッと考えていたら、思い出したんだ。

以前、息子にチョロQで遊ばせたときの音だ。
慌てて身体を起こした。
小さい息子が起き出して、夜中に一人遊びをしているんだと思って室内を見渡したが、誰もいない。
息子はちゃんと隣で眠っていた。

そういえば、小さかった息子はチョロQのタイヤを飲み込んでしまうことがあって、危ないからと全て処分してトミカにした。
だから我が家にチョロQはもうない。

じゃあこの真っ暗な中で鳴るこの音は何か。
しばらく暗闇に目を凝らしたけど、何も見えない。
音だけのチョロQは、部屋にあるベッドや机を無視するかのように直線で走り、壁に当たった音がすると、また家具を無視するように小さな足音がそれを追いかける。

不思議と怖くはない。

遊びたいなら遊ばせておくかとさえ思った。
異常な状態の中で何かを達観していたのかもしれない。
そのまま横になると、また眠りについた。

翌朝目を覚ますと、音は消えていた。
一応部屋中を探したが、チョロQも他に音が出そうなオモチャも床に落ちてはいなかった。

もしかしたら震災で亡くなった子供が、同じくらいの年の子がいる家に遊びに来てしまったのかもしれないし、ただの夢だったのかもしれない。

生きている人間でさえ何が起きたのか理解するのにしばらくかかった。
ましてや、小さな子供が突然に命を落としたのなら、何も理解できずに独り寂しさの中さ迷ってしまうこともあるだろう。

悲しいことだけど、私ができることは何もない。
ただ、これからも亡くなった方々の冥福を祈り続けたい。
[ 2014/08/20 ] ちょろ ◆-


[ 60216 ] 学校の怪談2 七不思議 『一三階段の呪い』
4つ年上の姉の話である。
人には視えないモノを視て、日常と非日常の混ざった不思議な世界に身を浸した、それでも快活な姉の話だ。
姉の視る『異界』を、俺は共に在る時だけ共有することができた。
不可思議でおぞましく、けれど何処か心惹かれる、恐ろしいけれど尊いこともあった、理解しがたい数々の世界を。

怪談や都市伝説、オカルトにはブームがあるような気がするが、当時小学生だった俺と姉の世代にもそういう時期があった。
学校で起きてしまう様々な説明のつかない事故。
怪我人が出ても止まらない当時の同じ学校の児童は、好きなものにハマッて熱狂するというよりは、狂乱していたと言った方が伝わる気がする。
怪談の無いはずの小学校にいつのまにか産まれ、増えていき、最終的に『七不思議』として完成したアレら。
それで被害が出ても、喜ぶ児童達。あれは明らかに異常な状態だったと、俺は今でも思う。

今日はその中から一つ。
『一三階段の呪い』について話させてほしい。


俺と姉が引っ越して通っていた学校は本当に田舎にあった。
四方を山に囲まれ、少し視線を向ければ田んぼの棚田が綺麗な段々を描いている。
森の中の山道は格好の遊び場で、カブト虫やクワガタと捕って競ったり、友達と桑の実を食べ合ったり、なんかよくわからないトゲっぽい実を投げ合って服にひっついて取れない実と悪戦苦闘したり。
何もかも子供心に新鮮で、楽しい日々だった。


学校の怪談が児童達の間で流行りだしたのは、図書室にはいった『学校の怖いはなし』シリーズが最初だったと思う。
普段図書室なんか使わず、サッカーやバスケットボールで遊ぶ男子達まで、集まってはみんなで読み回し、オバケがいるだのいないだと、デタラメといいつつ女子を怪談ネタでさらに怖がらせたり、なんのことは無い、よくある日常のはずだった。
最初は。


書き忘れていたが、俺の姉の特徴のようなものを今まで書いてなかった気がするので、ついでに書いておこうと思う。
一言でいえばものすごい本好きだ。しかも読むのがめちゃくちゃ早く、どの本のどこに何の話があったかまで覚えてられるような、妙な特技を持っている。
これは単純に小さい時からの話で、絵本から始まって文庫に至り、俺だったらすぐに閉じて読むことを拒否するような分厚い2段組の小さい文字で書かれた辞書に似た類いの本まで、活字と在れば楽しんでいたような人だ。
小学校の時の自分の愛読書はこれまた字の細かい2段組の『世界の童話』、それからかなり大判で重い『日本のむかしばなし』だった。『日本のむかしばなし』はふしぎなはなし、楽しいはなし、すこし怖いはなし、わらいばなしの四項目に分かれていて、読まれ過ぎたその本はある日無残にも真ん中から割れたという逸話がある。
本を割るほどに読み込んだ姉はめちゃめちゃへこんでいた。

もう一つは探究心がものすごく旺盛だということ。
夏休みの課題で誰もが嫌がる自由研究を喜々として、引っ越した先の『郷土研究』としてまとめて提出したり、本から覚えた知識で実際に草木染めを作ってみたり。
調べること、実践すること、探求することに並外れていた。あと、着眼点も変だった(俺にとっては)。


両親が共働きだったから、姉が物心つくころ育ててくれたのは祖父母ということになる。
祖父とキャッチボールをしたり、祖母と庭の手入れをしたり、それが父と母で無いというだけで、おおむね普通の生活をしていた。ただ、祖父母が相手だから昔の話を聴く機会は多かったのかもしれない。
俺は小学校の頃はだいたい友達と遊んでいたぐらいの記憶しか無い。ようは楽しい記憶が多いということで、それは俺にとっては幸せなことだった。


脱線はこれぐらいで、肝心の七不思議『一三階段の呪い』について話そう。
何度か書いてきたが、姉の話によると俺たち姉弟が通う学校に元は怪談なんて存在しなかったそうだ。もちろん七不思議も。
それが姉が小学校に転校してすぐにオカルトブームに行き当たり、その流行と共に産まれて、通っているうちに七不思議は増えていき、実際に被害が出て、七不思議として完成してしまった。
無かったことが、それこそ何十年も前からあるように皆が話すようになった。
築何年か不明の木造校舎は雰囲気たっぷりで、児童が怪談を期待するには十分過ぎるほどの場所だった。
しかも元は墓地で、そこを潰して建てられている。
流行にのった誰もが、恐れながら期待しながら、怖い出来事を待っていた。

七不思議『一三階段の呪い』とはこんな話だ。

放課後、誰もいない時に一人で行わなければいけない。
誰もいないことを確認したら、踊り場に立ち、まずはそこから2階へ向かって階段の数を数えながら上る。
この間、決して言葉を発してはならない。頭の中で階段の数を数える。
2階に着いたら、今度は踊り場を目指して同じように階段の数を数えながら降りる。
昇った時と降りた時で階段の数が違わなかったら成功。願い事が叶う。
もし、昇りと下りで数が違い、一段増えて13階段になっていたら、あなたは呪われる。

単純といえば単純。呪いといいながら、要は願い事を叶える儀式なのだ。
いかにも子供らしいというか。


だが姉はこの間、オカルトへの熱狂を眺めている時、終始不機嫌そうだった。
だいたい笑顔の姉には珍しく、しかめつらの日々が多かった。
それも『うぶすな』の沼を訪れる前の話だが。
沼に行った以降、姉は元の快活さを取り戻した。
あの時は不機嫌だったのではなく、もしかすると原因を考察していたのかもしれない。


話は子供が考え出した、稚拙な願い事を叶えるための儀式では終わらない。
七不思議 『一三階段の呪い』は正しく機能した。

あなたは呪われる。

つまり、犠牲者が出たのだ。
とある日学校に着くと、なんだか空気がざわついていた。
ひそひそと陰で集まって何事が話しているグループがあちらこちらに。
意味がわからず下駄箱で靴を履き替えて教室に向かおうとすると、階段付近が大騒ぎになっていた。
渡り廊下で泣いている女子もいる。
すぐに先生達の大きな声が聞こえてきた。

「近づくんじゃない!」
「大人しくして!みんなは一年生の教室か図書室、階段の近くが嫌な子は体育館にいなさい!!危ない事はしちゃだめですからね!!」

姉が踊り場を睨むように見据えていた。
そこには、腕の関節が妙な方に曲がり、片足が完全に折れて泣きわめいている一人の女子の姿があった。
姉の一つ年下の学年の、学校のごく近所にするYちゃんだった。細めの体格で髪を長く伸ばし、優しい美少女お姉さん風の女子だ。
男の先生は痛がってなお暴れようとする女子生徒を押さえ、できる限りの応急処置をしていた。

「痛い痛い痛いいいいいいいいぃ!!助けて!!助けて放して!!」

押さえ込む男の先生は汗だくだった。どれぐらい前から、この状態が続いているのだろう。
Yちゃんは長い髪を振り乱し、一部は汗で張り付かせ、普段の優しげな顔からは想像できないような険しい形相で、

「「は な せ えええええええええええ!!!」」

一声叫ぶと目をぐわっとかっ開き、口の端に泡をしたたらせ濁ったような声で、女子が押さえつける先生の腕に思い切り噛みついた。
直後救急車が到着し、担架に乗せられ女子は暴れないように固定されて、搬送された。
昼休みは当然大騒ぎになり、噂を口々にいう児童と、否定して回る先生達とで異様な状態だった。
午後の授業もみんなうわの空。
後日、校長先生から保護者も集めての「事故」に関してのお詫びとより安全に配慮するという挨拶が行われたが、児童の中で納得している者はたぶん誰もいなかった。

これが初めの年の出来事。

Yちゃんは呪われたんだという者がいたり、呪いなんてあるわけないという者がいたり、Yちゃんが退院して帰ってくるまで、好き勝手に噂は続いた。
けれどYちゃんが無事に戻ってくると、そんな噂も立ち消え、もとの学校生活が戻ってきた。


Yちゃんの家は「石屋」と呼ばれている。
田舎だから屋号で呼ぶ風習が残っているのだ。うちが「とや」と呼ばれるように。
「石屋」とは文字通り庭石を扱ったりなんだりする仕事だが、その仕事のほとんどは墓石を作り、設置するもので田舎では特に重宝されていた。


翌年もYちゃんは階段から落ちて骨折した。一人で発見されて、半狂乱の姿を見せて、入院から帰ってくるとけろりとして松葉杖をついている。
他の誰も落ちない階段で、Yちゃんはその翌年も落ちた。

他の誰もがどれほど試したかわからない願いを叶えるおまじない。
効果がなくて、ただ昇りと下りで数が合うだの合わないだのの、ただの肝試しと成り果てた『一三階段の呪い』で、たった一人、ただ一人、Yちゃんだけが3年間連続して落ちて骨折した。

みんなもう、ただの連続とは思わなかった。
本当に呪われたのだと、そんな空気が言葉にせずとも流れていた。
もともと肌の白いYちゃんはなんとなく遠巻きにされるようになったせいか、ますます青白くなり、目に見えて落ち込んでいた。

「あ、とうま君」

ある日校庭に俺の姿を見つけたYちゃんが近寄ってきて、力無くひらひらと手を降った。

「とうま君、私なにかしたかなあ」

校庭に一定間隔で半分だけ埋められたタイヤ群、通称「連続飛び箱」と呼ばれている遊具を腰掛けがわりに座り、俺はYちゃんと少し話をした。

「骨折して運が悪かったなあとは思ってたけど、まさか続くとは思ってなかった。なんかみんなよそよそしいし、最初は不注意だって怒ってたお父さん達はこの間町に連れて行っていきなり『お祓い』してもらえってわけわかんないことされるし」
「おはらい?」
「そう、意味わかんないよね」
「わかんないって、Yちゃんの一三階段のことなんとかしようとしたんじゃないの?」
「なにそれ?」
「だから七不思議の・・・」
「ストップ!ストップ!!」
俺が七不思議について話そうとした途端、Yちゃんは耳を塞いで大声で俺を制止した。
そしてそろーっと目を開け、耳から手を放すと、
「それ怖い話?怖い話だよね?七不思議ってそうだよね?ごめん、無理!私怖い話とか聞くのもTVとかで見るのも絶対無理なの。怖いの苦手で、苦手っていうか嫌いで」
「え?」
俺はYちゃんの話に逆に驚いてぽかんとしてしまった。
「Yちゃん、願い事が叶うおまじないとかやったことない?」
「ないない。だって、効かないもん。好きな人と両思いになるのに消しゴムに名前書いて、誰にも知られないように使い切るとかでしょ?そんなことしても両思いにはならないと思う。それより、自分が好かれるようなことした方がいいって。相手の好みを知るとか、一緒に遊んでみるとか」

話してわかったことは、Yちゃんが怖い話関係は一切関わらないようにしていること。
だから学校の七不思議も当然知らないだろうこと。
つまり 『一三階段の呪い』を実行したとは思えないこと。

俺は自分なりにYちゃんから聞いた話を姉に伝えてみた。
すると姉は、「どうりで」と一言呟いて、その日はそれっきりになってしまった。

次の日の夕方だ。
姉は俺に用事があるから先に帰れと言ってきた。
高学年になった姉は児童会に所属していたから、色々と忙しかったのも事実だった。

俺は俺で「うぶすな」の件が気になったし、先に帰ることにした。
だからここから先は、姉があの時いったい何をしたのかを聞きだしてわかったことだ。


俺が帰宅で学校を出たのを確認し、姉は『一三階段の呪い』を実行したのだそうだ。
ただし、素直には実行しなかった。
階段の数も数えなかった。
踊り場で手を叩き、小さな声で謳いながら、それを始めたそうだ。
「おにさんこちら、てのなるほうへ」
「おにさんこちら、てのなるほうへ」
二度謳って、昇り始める。
手は叩いたまま、童謡『はないちもんめ』の言葉を変えて。

「刈って嬉しい骨折れ花を、集え楽しき一三階段」
「あの子がほしい、あの子じゃわからん」
「この子がほしい、この子じゃわからん」
「集まれ、怪談のまじないご」

2階まで辿り着いたら、今度は下りで同じ事を。
「集まれ、階段の呪い子」
くるりと振り向いたそこには、数人の児童が音も無く立っていた。
感情の無い、人形のような眼差しがいくつもならぶ。

「お前達のやったことは他愛ない子供の遊びかもしれないが、被害が出たのにやめなかったお前達は今やおにの子だ。人を呪わば穴二つ。人の子の嫉妬、鬼の子の呪い、等しく還れ。業よ還れ」

柏手を高く二度打ち鳴らす。

「この場所に怪談は存在しない。嫉妬と妄信でできた七不思議『一三階段のおまじない』、宿り子はもう無い。お前も無かったのだから無きモノへ還れ」

踊り場を打ち鳴らすようにだんっと踏み、さらに柏手を一拍。
途端、ぐたりと力を失い、踊り場に集まった児童は姉の足下へと倒れ伏した。
俺が見つけたのは、ちょうど払いが終わった瞬間だったらしい。

『秘密だよ』

口元に一差し指を当て、にやりと猫のように笑んだ姉。
その後は保健室へ行き、「怪談の踊り場で何人か倒れてましたよ」といけしゃあしゃあと報告し、慌てて見に行った保険医が職員室へ駆け込み、一時は騒然となった。
姉は当然事情を聞かれたが、「さあ、見つけただけなので何もわかりません」と平然と真実に蓋をしていた。
いや、この場合『クサいモノに蓋』だろうか。


踊り場に居た児童は自分たちがどういう状態かわからず、しかしきつく叱られるうちに七不思議 『一三階段の呪い』のやったことを全員が自白したらしい。

「目的は美人でもてるYちゃんが妬ましかったから、少し不幸な目にあえばいいと思った、だろ。男子から人気があるのも考え物だ。嫉妬で複数の人間から同じ願いをかけられるとは」

「『一三階段の呪い』の話と違う。数が違わなかったから成功したってこと?だから願いが叶ったって?あなたは呪われるってのから無事逃げれたってこと?」

「違う。どうでもいいんだ、そんなことは。そもそも七不思議 『一三階段の呪い』ってヤツが、子供が考えたらしく、定義というか、ようはおまじないとしてのやり方が大雑把過ぎて、悪いモノが好き勝手し放題にできるつけ込みやすい雑な作りだった。昇りと下りではどこから数えるかで段数が変わるんだ。ここで『あなたは呪われる』は確定。次に、そもそも悪い願いをされたのなら悪いことを起こして、更に信憑性を増すことで力を蓄えるのが悪いモノのよくある性質。悪い願いは叶うし、必ず呪われるんだ。Yちゃんの家業が死に近いから、余計に悪いモノはつけ込みやすかったのかもな」

俺は精一杯食い下がる。
「呪いとおまじないは違うと思う」
そこで姉は、あのニヤリとした笑みを浮かべ辞書を指し示した。


【呪う】
①のろう。のろい。神や仏に祈り他人に不幸をもたらす。
②まじなう。まじない。


「『一三階段ののろい/一三階段のおまじない』。人が知識として知っているか、知らないかは問題じゃないんだな。知られてなくとも、効果はある。怖いものが嫌いなYちゃん本人やるわけはないから不可思議だったが、これでYちゃんにはもう同じ不幸は起こらない。

ぞっとして俺は乱暴に辞書を閉じた。

「七不思議 『一三階段の呪い』は死んだ。今回はいい勉強になったよ」

夜空に瞬く星々を眺め、ぽつりと姉が呟いた。
[ 2014/08/20 ] とうま ◆xnLOzMnQ


[ 60301 ] 挨拶にきた人魂
人魂の話。


私の実家は田舎にある。
周りには田んぼと茶畑だけ。
前方には海、背後には赤石山脈が連なる、静かでのんびりしたところだ。
発展という言葉が寄りつかない土地ゆえに、夕方になると、山の影が集落に覆い被さり、辺りは真っ暗になる。
夏には、家の前の川で蛍も飛ぶし、蛙もうるさい。

そんな私の田舎で、人魂が目撃された。


事は一年前。
近所の仲良しおばあちゃん三人組が、黄昏も過ぎた薄闇の頃、揃って見たのだそうだ。赤くゆれる人魂を。

三人はその日、公民館での寄合に顔をだした帰りだった。
橋のたもとで、手押し車に寄りかかりながらお喋りに興じていたそうだ。
そのときだった。

集落を流れる川の下手から、ヒューッと何かが飛んできた。
赤くてまるい、燃えるものに、三人はとても驚いたそうだ。
それは人家の上をゆらゆら、ゆらゆら尾を引いて飛び、私の家の前でパッと消えてしまったらしい。

三人は、「あれよ、鳥居屋敷(※屋号)のうえに行っちゃった!! えらいもんみたね~」とそのまま解散。
一方、私の家では親戚のおばあちゃんがぽっくり亡くなったと知らせが入り、大騒ぎになった。
(父の姉が嫁いだ先の姑さんで、生前はよくお世話になった)


葬式から帰った頃、世間話にきた瓦屋と桶屋(※屋号)のおばあちゃんたちが教えてくれて、家族で「挨拶に来ただかねぇ~」と笑った。



あまり怖くはありませんが、人魂の話でした。
[ 2014/08/21 ] ちび ◆nD1GYqK.


[ 60468 ] 人魂の補足
うーん、ちょっと分かりにくいかもしれないので図にします。


《鳥瞰図》
私の家
□ ←人魂●=
―――――――】【―――
】【 川
―――――――】【―――
三人のおばあちゃん


《地上から見た図》

   消=

―――――――┘橋└――
Σ三人のおばあちゃん
[ 2014/08/23 ] ちび ◆nD1GYqK.


[ 60469 ] 再投失礼します
すいません、図が崩れてわけわかんなくなってしまいました(-_-;)
再投失礼します。


《鳥瞰図》
   私の家
   □ ←人魂●=
―――――――】【―――
       】【 川
―――――――】【―――
    三人のおばあちゃん



《地上から見た図》
            消
           □
―┘   橋   └――
Σ三人のおばあちゃん
[ 2014/08/23 ] ちび ◆nD1GYqK.


[ 60848 ] NO TITLE
ごめん、ここに書いていいものかどうか解らないがちょっと相談させてくれるかな。

今年のお盆、俺のひい婆さんの初盆だったんだ。
いろんな細かい行事がいろいろあって忙しかったんだがその中に『お茶湯』っていうのがあった。
別に変哲もない湯飲みにお茶を入れて仏壇に供えるんだが、その回数が半端じゃない。
毎日四十九回、盆の三日間で百四十七回も供える。
送っていく日なんか半日しかないんで、間違えないように碁石で数取りしながら大忙しだ。

で、それだけ回数も増えると入れ替えたお茶の量も結構なもので、大きなバケツに一杯になる。
なんでも供えたお茶は普通に捨てたらいけないんだって。
バケツに全部溜めといて、四つ辻(道路の交差点)の真ん中に捨てに行くの。
念仏を唱えながらぐるっと円を描くようにお茶を捨てて十文字に踏みしめてから帰る。
その捨て役を俺が仰せつかってた訳なんだけど。

最初の二日間はちゃんと捨てた。
ちゃんと四つ辻まで持っていって念仏を唱えながら縦横十文字。
でも三日目、仏さんはもう帰った後だし、暑いし重いし、実を言うと見たいテレビもあったんで、こっそりバケツの中身を門を出たとこの溝に流してしまったんだ。

その翌日。
「誰や、こんな玄関に水こぼして…」とおかんが怒ってた。
その翌日は
「かき氷でもこぼしたんか」とぶつぶつ言いながら廊下拭いてた。
その翌日も。
その翌日も。

毎日家の中に水がこぼれていて今日で十日目。
で、おととい気がついたんだけど。

玄関から廊下居間、台所、応接間、階段の下から二段目、五段目…だんだんこぼれた水が俺の部屋に近づいてるのよ。

これってなんか意味ある?
ちゃんと捨てなかったのに関係あるのかな?

どうしたらいい?



[ 2014/08/26 ] NO NAME ◆-


[ 60857 ] NO TITLE
>60848
寺に相談するんだ
そして続報を書いてくれ
[ 2014/08/27 ] NO NAME ◆-


[ 60880 ] NO TITLE
>60848
まず、ご両親に正直に話すこと。作法が個性的なので、おそらく家の因縁がらみで、しかも陰陽道的対処だろうから、そこいらの神社は無論、菩提寺ですら対応できないかもしれない。

とりあえず、自分が今着ている服を洗わず抱き枕かなんかに括り付けて、ユーは親父さんの服でも借りて親戚の家にでも泊りにお行き。できれば寺の法がいいかな。盛り塩結界は多分効果ないと思う。

[ 2014/08/27 ] c ◆-


[ 60883 ] NO TITLE
>60857
>60848

そんなやばいことだったんかな(涙目)
わかった、今日婆ちゃんが施餓鬼に行くはずだから頼んでみる。
お返事ありがとうございます。
[ 2014/08/27 ] NO NAME ◆-


[ 60957 ] 投稿場所修正
[ 60956 ] NO TITLE
これでいいのかな?既視感について他の人にもあるかなぁと思ってチャレンジ投稿してみる。ちょっと長くなると思うし初めてなので読みにくいと思いますが、許して欲しい。既視感で自分もって人はちょっと見てほしいかも・・・

その日は本当に何でもない休日で家の母親と兄が洋画を見ていた。家の母親は映画が結構好きでその頃はしょっちゅうレンタルして見ていた。俺は小説とか本を読むほうが好きだからあまり見ないんだけどたまに一緒に見るくらい。んでその日は二人で見ていてそれがついこの間たまたま三人で一緒に見た映画で「また借りてきたのか?間違えて同じの見てるぞw」といったら二人とも「「は?」」って感じでこっちを見た。
ついこの間に見たとこっちは思ってるからラストも知ってるし「嫌、この間見たばかりじゃん。まあまあ面白かったけど」って話したら「何言ってるの?初めて見るに決まってるでしょ」と言われ「いやいや、こないだ見たよな?」って兄貴に聞いたら「嫌、お前がおかしいw何か他のと勘違いしてるだろ」って笑われた。
この時に少しだけ違和感って言うか気持ち悪くは感じた。本当にこっちは見た記憶があってラストが分かってる。んで「いや、絶対見たって何言ってんの」って少しだけ本気でいうとようやく向こうも少し真剣な感じになった。「ラストでこうなる奴だろ」ってネタばれして何かこっちも気分悪いので2階に上がってゲームしたんだよね。

ゲームやりながらこの間見た時の様子を思い返していたんだよね。んで3人掛けのリビングのソファーに二人が座って俺が隣の和室からソファーに体を乗り出したりソファーに移動して話しながら見たことがはっきりと思い返せた。どう考えても二人が俺を担いでるか、本当に見たのを忘れたのかって気持ちになってた。自分なりにやっぱり俺の記憶が正しいって確信して下に降りたら見た記憶のある映画を見てるわけ。
「ほら見た奴だろ」って話したら二人ともやけに真剣に見てるからなんとなく俺も見直す感じで見てた。んでエンドテロップ流れてラストにエンドって流れで終わった時に二人から「本当だった・・・誰と見に行ったんだ?」って兄貴に言われて「いや、だからこの間見ただろ?」って少し不安になって話したら母親も「本当に一緒に見てないよ。初めてだよ」「いやいやからかわないでよ」「真面目にだよ」って言われ少しシーンってなった。
怖くはないんだよ。ただ本当に記憶が俺の記憶と二人の記憶が違うみたいでいまだに騙されてるって思うくらいなんだけど向こうにはむしろお前なんだよみたいに言われてそれから映画を見るのはちょっと怖くなった。

既視感ってココ来たことあるとかで今までもたまにはあったけど結構いい加減でそんなに真剣に感じたことなかったんだよね。でもコレは本当にくっきり覚えていて不思議だったから怖くなった。まるで俺だけ違う空間を体験してきたみたいで…他にもこんな人いるなら少し安心できる気がしたのでちょっと投稿をして見る気になった。
長くてすいません。
[ 2014/08/27 ] 自分でも不思議 ◆0ht9fLeU
[ 2014/08/27 ] 怖い話まとめブログ管理人 ◆Ahsw8Nok


[ 60960 ] NO TITLE
60848です。

今朝、婆ちゃんが朝のお勤めをしてる時に白状しました。
「このよもだが!〇×@@:△#~!!(罵詈雑言なので省略)」と木魚の撥で殴られた。

要約すると、
・お茶を撒くのは、餓鬼や身寄りのない亡者など供養してもらえない者に振舞うため。
・餓鬼や亡者は一度仏様に供えたお下がりしか食べられない。
・だから仏さんのお下がりはむやみに捨ててはだめ。干からびていようが腐っていようが食べる。
・振舞う場合は手順を踏むこと。お下がりを捨てたりむやみに振舞ったりすると、そこに良くないものを集めることになる。
・わざわざ四つ辻に撒くのは人通りでそういうモノを散らすため。

婆ちゃん達がお下がりをお茶漬けにして食べてたのは、単なるケチじゃなかったんだと納得。
だから俺のやったことは餓鬼や亡者を門口に集めてしまったことになるらしい。

婆ちゃんはひとしきり怒った後、施餓鬼供養をしに寺に出かけ、水筒に本尊さんの前に供えてあったお茶を貰って帰ってきた。
俺は罰として墓の草むしりをさせられた(しんどかった)。

で、もうすぐ十二時なんだけど。
婆ちゃんが貰って帰ってきたお茶を水で薄めて薬缶いっぱいにして廊下(俺の部屋の手前)に置いてあります。
後は「おとなしく寝ろ」と言われた。

ちょっと怖いけど案外婆ちゃん達が落ち着いているので……そろそろ寝ます。
[ 2014/08/28 ] NO NAME ◆-


[ 60971 ] NO TITLE
オカルト関係じゃないからここに書くべきではないだろうけど、この夏で一番怖いと思った出来事だったんでここで書かせてほしい。

お盆に親戚一同が集まった時に、いとこのお姉さんから聞いた話。

お姉さんには今年で小2になる息子がいるのだが、その子が去年の夏休み明けにそれまでよく遊んでいたグループの子たちから仲間はずれにされるという事件がおきた。
息子はなんで自分が仲間はずれにされたのか理由も判らずしょげていた。
お姉さんも気になって周りのママ友たちにそれとなく事情を聞いてまわったそうだ。

すると事情がわかってきた。
息子を含むそのグループは夏休み明けに集まった時に『夏休みはどこへ行った?何してあそんだ?』というような話をお互いにしていたらしい。
息子は両親と一緒に母方の田舎へ行き海で遊んで楽しかったというような事を話したらしい。
どうやら、それがリーダー格の子にとってはカンに触ったようだった。

じつはリーダー格の子は両親が家庭内別居をしており、その事が住んでいるマンションの他の住人に知れ渡るほどの、ひどい罵り合いを度々繰り返していて、その夏もとても家族揃って仲良く外出などという雰囲気ではなかったようだった。

仲間はずれに理由がリーダー格の子の嫉妬というか羨ましいという気持ちだったという事を知って、お姉さんは息子に「他に仲良くしてくれる友達をさがそうね」というのが精一杯だったそうだ。

「まだ小一だと、相手の家庭の事情を察しろとか、自分は自分・他人は他人で割り切れとか、難しいよね…。でも今はそういうのも小さいうちから乗り越えて行かなきゃいけないんだよね…」
お姉さんは複雑な表情でそんなふうに言っていた。
[ 2014/08/28 ] NO NAME ◆-


[ 61226 ] 猫
何とも言えない不可解な出来事で人に相談出来ずに現在進行形で悩んでいることがあります。

私は昔から自他共に認める動物好きです。
虫も(黒い悪魔以外)魚も植物も大好きで小さい頃から幾つもの生き物絡みな伝説?を持つ程大好きなのですが、私が唯一側に寄るのを躊躇ってしまう動物がいます。
それは猫です。
決して苦手な訳ではないのです。出来ることならなでなでしたいしもふもふもしたいのです。
幼い頃から何故か私が猫に一定以上触れ合うと不幸なことが起るのです。
不幸と言うのは私に起るのではなく、何故か私と触れ合った猫が事故や病気で死んでしまったり、行方不明になるのです。

小学生の頃両親に内緒で餌をあげたりして可愛がっていた身ごもった野良猫が、ようやく懐いてくれた数日後に道で冷たくなっていたり。
知り合いの飼い猫がようやく撫でさせてくれる様になったと思ったら数日後に亡くなったり、行方不明になってしまったり。
捨て猫を保護して里子に出すと、事故や病気で死んでしまったり、大怪我を負ったり。

最初は偶然や罪悪感に寄る考え過ぎだと思っていましたが、不幸に遭う数があまりに多く猫に対する申し訳なさから一定距離をとることになり、現在までに至ります。
私自身が不幸に見舞われるならオカルトチックな考え方も持てそうなのですが、全く原因が分かりません。
心当たりらしい心当たりと言えば私が犬派なことと、犬年生まれと言うぐらいの事しか思い当たる節もないのです。
なぜ猫にだけ、しかも私にではなく猫に悪いことが起る。こんな変な話を誰かに相談出来る訳もなく、しかしこれ以上猫に不幸が起るのも嫌でこの先一生猫は飼えないんだと落ち込みながらも、ここ数年は猫に触れることなく過ごしてきました。

幸い都会に出てからは猫と触れ合う機会もなく過ごしていたのですが、つい先日車に轢かれそうになった野良の子猫を思わず助けてしましました。車もあまりスピードが出ていなかったお陰で轢かれずには済みましたが、さすがに肝が冷えました。
子猫の飼い主さんは見つかりましたが、何とも言えない複雑な心境です。
今度こそ、子猫が何事もなく幸せに暮らせるようにと祈ることしか出来ず大変歯痒く思います。
本当にこれ以上何も起らないでほしいです。

[ 2014/08/29 ] 砂糖 白 ◆-


[ 61467 ] シンクロ
私が免許取り立てのころの話です。
毎週末のように親の車を借りて友人たちと地元の行ったことない道に突入してみる…というドライブをしていました。

そんな、ある日いつものように友人と3人でドライブしていると古びた林道に入ってしまい、竹が道にしな垂れかかっていたり山壁が崩れてたりと、もう道として機能してないようなとこ迄入り込んでしまいました。
もう、そうなると若葉ドライバーでは危険なので運転歴の長い友人とハンドルを代わりターンできる場所を探してノロノロと前に進んでいました。
しばらくすると、私は何か違和感を感じ「あれぇ…」と呟くと、運転を代わった友人が「なに?」と車を停めたのですが、その瞬間後部座席に座っていた友人と私がほぼ同時に『車をだせっ‼︎』と叫んでいました。
運転していた友人はなにかの冗談と思いヘラヘラ笑いながら「なにをよ〜る(言っている※広島弁)…」最後まで言わせる事なくもう1度2人同時に『えぇけぇ(いいから)すぐだせっ‼︎‼︎』絶叫していました。
流石に空気をよんだ運転手の友人もすぐにバックにギアを入れ、先ほどは危ないからとターンを見送った場所で強引に切り返し猛スピードで街に向かって走り出しました。
10分程度走って街中に戻ってきたところで先程2人してなにを見たのかという話になりました…実を言うと2人とも具体的には何も見てないのです。
私は道の前方の一本の木に白いモノがぶらさがっているように見えたので「あれぇ(なんだろう?)」と注視しようとした瞬間、強烈な悪意のようなものを感じて反射的に叫んでいました。
もう1人の友人は車がとまって私がなにかを見ているので見渡してみると前の方に黒いモヤのようなものが見えて気がついたらワケがわからないウチに叫んでいたというのです。

それがなんだったのかわかりませんが(10年暗い前にその辺りの竹薮で生活苦から首を吊った老婆がいたという噂を聞きましたが…関係あるのかないのか…)あそこで引返すのがもたついていたら絶対ヤバかった確信はあります。
今でもその話になると、その時ヘラヘラ笑って車をすぐにだそうとしなかった友人のKY振りに鉾先が向きますw
[ 2014/09/01 ] NO NAME ◆-


[ 61510 ] NO TITLE
曾祖父が猿に命日を予言(ハズレ)された話を書き込んだ者です。
曾祖父の話とは全く関連ないですが、つい先日不思議な体験をしたので書き込みます。

私は毎日出勤前の化粧にまつげアイロンを愛用しているんだけど
このアイロン、安物の為暖まるのに時間がかかる上に電池消費が激しい
さらに電源スイッチが柔く、ふとした拍子にスイッチが入ってしまう。
そのため普段は電池を抜いて、テーブルの上に放置状態で置いてある。
(一応説明すると、小さい棒状のアイロンでスイッチを入れると先端部分が熱くなり、
そこをマスカラを塗ったまつげに当ててまつげのカールを持続させる為の道具です)

化粧の手順としてビューラー→マスカラ→アイロンの順で使うので、
アイロンの電池とスイッチはビューラーを使う前に入れて、マスカラを塗り終わるとそろそろ温まっている。という具合

説明が長くなりましたがここから本題。
先日はマスカラを塗っている途中で、アイロンの電池とスイッチを入れ忘れている事に気がついた
(時間かかるけどしょうがないからマスカラ塗ってからスイッチ入れて温まるの待とう)と思い、そのままマスカラ作業を続けたんだ
マスカラが終わり、アイロンの電池とスイッチを入れてさて待つか、という時

ふと指がアイロンの先端に触ったんだ。
もう熱くなってた、アイロン。
普段使用できるぐらいに温まるまで最低3〜5分くらいかかるのに。その時は電池を入れて10秒と経っていなかったのに。
他にテーブル上に熱を発する物なんて置いていなかったし、直射日光で〜とかも無い。
「???」状態だったが時間もないしちょうどいいか、ってことでそのままアイロン使ってまつげバッチリ上げて出勤しました。

その後は同じような事は無し。いっそ毎日温まっていてくれたらどんなに楽か…
未だにあの時アイロンが温まっていた原因は不明のままです。

たいした内容でも無いのにまた長々と申し訳ない。
特に男性の方には伝わりにくい話を失礼しました。
[ 2014/09/01 ] 睫毛 ◆ukGFwrv6


[ 61568 ] NO TITLE
>>60216
>>61467
怖い話まとめブログまとめに掲載しました。
[ 2014/09/02 ] 怖い話まとめブログ管理人 ◆Ahsw8Nok


[ 61695 ] 土砂崩れが2回あった気がする
1回目は雨が降り続いたある日突然起きた。

近所に住んでいる友人のK君の家の前の道が土砂崩れで無くなったらしい。

K君の家の前の道は山の斜面の上に通してあるのだけれど、斜面の土砂が崩れ、アスファルトごと崖下に落ちた事によって文字通り道の一部が存在しなくなった。


その日私は学校が休みで茶の間でぼぉっとしていると、外から父が崖崩れがあったから見に行こうと言ってきた。

外は雨が上がったばかりなのか、いつもより少し明るかった。


途中の田んぼ道には水たまりがあって、木の枝を入れてかき混ぜると首の一部が切れたドジョウが出てきた。ドジョウだすげ~(凄い)とか思った。

そんな風に遊びながら目的地へ向かった。

田んぼ道を進むと件の斜面の下に到着した。上の方では何人かの人が作業していた。K君の家から下の方まで茶色になっていた。

そのあとは何事もなく帰宅。崖が崩れて大変だな~くらいに思っていた。



土砂崩れの事など忘れてしばらくたった頃には、道が完成し、その後山の斜面にも草などが生えて以前と遜色ない程まで回復した。




1年程たった頃だろうか、雨の日が続いたある日K君の家の前の道が土砂崩れで無くなったらしい。

正直…またか、と思った。

父が土砂崩れを見に行こうというので、ついて行く事にした。今度は弟も一緒に。

空は曇っていた。田んぼ道を歩いていると、おあつらえ向きというか前回と同じ場所に水たまりを発見した。

私はここぞとばかりに「ここにはドジョウがいるかも。」と弟に話した。弟は興味あり気にドジョウを見つけた時の話を聞いてくれたが、ドジョウはいなかった。

山の斜面の下から上の方を見ると、何人かの人が作業していた。これはあまり変わらないな。とか思った。


家に帰るとすぐ今度はK君の家に見舞いに行こう。という事になった。今度は母も一緒に。

K君の家の前はちょっとした人だかりになっていた。親は親同士で「人がいなくてよかったねー。」とか話してる。

私はK君に「道が無くなったの2回目だよね?」と確認してみた。「え?初めてだよ。」と一蹴。

少し疑心暗鬼になり、母親にも確認してみたところ土砂崩れは今回が初めてらしい。



2回あった気がするんだが…。
長文すみません。
[ 2014/09/02 ] 74 ◆kmDxJN2o


[ 61782 ] 綺麗な公園
私が体験した不思議な話です。

私が小さいころ祖母と一緒に自宅の目の前にあるやや標高の高い場所(山?)に散歩に出かけました。

事件は山を下るときに起こりました。祖母の足があまりに遅かったのと、下り坂だった為か私は走り出していました。


走る途中、下り坂の途中に公園があることを思い出しました。以前は地面に草など生えず、遊具も錆びていなかったのですが、当時既に朽ち果ててしまった公園の事です。


私はとりあえずその公園まで走って行く事にしました。



少し走ればその公園には着くはずでした。けれどなかなか公園に着きませんでした。

少し不安になった頃、前方にトイレが見えました。公園の入り口に設置してあるトイレです。


安堵して公園の中を覘くと…! とても綺麗でした。砂場に草が生えず、雲梯もペンキ塗りたての様でした。

念のためトイレの個室も覘くと、ここもまた綺麗でした。最近作られたと言われても信じてしまうほどに。ちょっと引きました。


私は公園が新品になったので祖母に知らせなくてはと思いました。

山道を少し上ったのですが人影がありません。祖母を呼んでも返事がありませんでした。

また不安になり、下山して祖母を待つことに決めました。この場所が気味悪かったのです。


公園の横を通り過ぎ、下山し始めてすぐに私の横の方にトイレが出現しました。
建物が黒くくすんだトイレです。

公園を覘くといつもの錆びた遊具と砂場の存在も分からない程の雑草畑がありました。一応トイレも覘くとそこはドアが壊れ、個室も汚れていました。


公園を出て来た方向を見ると、祖母がニコニコしながらやって来るところでした。

改めて綺麗な公園を少し探したのですが見つかりません。祖母に今起きた体験を話しながら帰りました。
[ 2014/09/03 ] 74 ◆kmDxJN2o


[ 62246 ] 心霊スポット巡りに行かなくなった理由
以前「やっぱり連れて行かれたんだな」を投稿した者です。

私は幼少の頃から所謂幽霊というものに出会い、触れ、時には殺されかけた事もありました。今回はその中で、私が心霊スポット巡りに行かなくなった理由をお話します。

車の免許を取ったばかりの頃、よく友人達とあてもなくドライブをしていました。昼間はそれぞれバイト等で忙しいので繰り出すのは専ら夜。自然と心霊スポットに肝試しに行こうという話しになります。ただ、地元でも有名な心霊スポットをいくつまわっても何も感じず、何も起こらず、調子に乗っていたんだと思います。あの場所に行くまでは…。

その日は23時過ぎに集まり、A男、B男、C女、D女、私の5人で出発。車の中でA男がこれから行く心霊スポットについて解説していました。向かう先は昔の罪人の処刑場です。今は海岸線に隣接した公園になっているのですが、一番奥まで進むと処刑した罪人の首を洗っていた砂浜に出れるようで、そこまで行こうとの事でした。

A男の力説を適当に聞き流しなから現場に到着。公園の入口に車を停め時計を見ると、時間は0時を少し過ぎた頃でした。いつものように散歩気分で車を降りた瞬間、全身総毛立ちました。

なんだここは…。

公園の入口から奥に続く道、10mくらい先に自動販売機があるのですが、その更に奥に、人影がありました。

いる…。立っている…。こちらを向いているのか、背を向けているのか分からない。

他の4人は気付いていないようで、さあ行くぞー!!みたいな乗りで進もうとするのを慌てて遮りました。

私「ここはヤバい。やめよう。奥に居るよ?」

A男「おっ…お前、何びびってんだよ?そんなに怖いならここで待ってろよ!」

A男は私の呼び掛けに一瞬怯みましたが、女の子の前で強がったんだと思います。実際B男は固まり無言、C女、D女は泣きそうな顔をしていました。A男に少し頭きたんで本当に車待機してやろうかと思いましたが、他の3人が可哀想だったので結局私も行くはめに。進む順番は、A男、B男、C女、D女、私です。いつもこの順番…。

公園の脇道を進んで行きました。周りは草木が生い茂ってるようです。進む先にある自動販売機の明かりの奥に目を凝らしました。

確実にいる…。このまま進んだら鉢合わせになる。何事もなければいいのだが…。

自動販売機まで進むと、立っている人影が更に奥に移動している事に気付きました。ちょうど私たちが進んだ距離と同じくらい。

特に害意は無いのかな…。

自動販売機を過ぎて少し進むと、今までアスファルトだった道が砂利道に変わっていました。周りも草木が一層生い茂り、獣道のようです。平らだったのが上りになり、しばらくすると開けた丘に出ました。下に砂浜が見え、波の音も聞こえます。一定の距離を保ちながら前を移動していた人影も消えていました。

よかった…。やっぱり害意は無かったんだな…。

一服した後、砂浜に向かって再び獣道に入りました。今度は下りです。懐中電灯も持たず、木々の間から差し込む月明かりが頼りだったので慎重に進みました。

しばらく下ると、私の視界の右端に何か違和感を感じました。そちらを見ると楕円形の黒い物体が浮遊していました。私の右側を、距離にして5mくらい、高さ2mくらいの位置を、私たちと平行して進んでいました。

なんだあれは…?

時々差し込む月明かりに照らされて、額、鼻、チラ見する眼光、その物体が長髪の生首だと分かりました。

まずい…。今4人に知らせたらパニックになる。こんな獣道、しかも月明かりのみなんて、転倒したり転落の危険がある。奴もそれが狙いかもしれない…。

至近距離じゃなくて助かりましたが、目が離せなくなりました。どうやら奴もこちらの方をチラチラ見ているようでした。

すいません、すぐに出ていきますので許してください。ごめんなさい。

心の中で謝り続けました。

横を気にしながら下っていたので何度か転びそうになりましたが、なんとか砂浜に出ました。生首は追ってきていません。A男が、ここで首を洗ったらしいよと力説していましたが私は帰りの心配をしていました。しかし4人に伝えたところでどうにかなるものでもないし、危険が増すだけなので黙っている事にしました。

しばらく砂浜で休んだ後、来た道を戻ります。帰りもA男、B男、C女、D女、私の順番。砂浜から獣道に入り、周りを警戒しました。右、居ない。左、居ない。後ろ、居ない。足元、居ない。安心して正面を見ると、前を歩いているD女がこちらを向いて進んでいます。

後ろ向きで歩いたら危ないよ?

と、言いかけて飲み込みました。D女はちゃんと前を向いて歩いていました。こちらを向いていたのは生首でした。なんとD女の後頭部にべったり張り付いて私の方を見ていました。

叫びそうになったのを必死に堪えました。

ダメだ…。今叫んだら奴の思うつぼだ。

長髪なので女だと思っていた生首は男でした。青白い顔で、全くの無表情で、じっと私の事を見ていました。

目が逸らせない。ああ、武士の霊なんだな…。すいません、もう帰りますので許してください。本当にすいません、もう二度と来ません。

心の中で必死に謝り続けました。

開けた丘に戻りました。相変わらず生首は無表情でD女の後頭部に張り付いています。

この子大丈夫だろうか…。

A男「ここもたいしたこと無かったな。」

B男「いや、ここはヤバいよ、今にも出そうだもん。」

もうばっちり出てるよ…。あとA男、やめてくれ…。

C女「処刑場なんて恨みとか凄そうだもんね。」

A男「恨みっていったって罪人でしょ。自業自得だよ。」

バカヤローーーー!!

生首がみるみる鬼の表情に変わっていきました。次の瞬間、

シャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバシャバ…

規則正しく聞こえていた波の音に混じり、一層際立ってその音が聞こえてきました。音の方角、砂浜方向を見下ろすと、波打ち際に沿って、走ってくる人影。振り上げた腕の先に、月明かりに反射した物。武士=刀としか考えられませんでした。

私「ヤバい!走れ!逃げろ!!」

A男「なんだ!?どうした!?」

もたつくA男の頭を張り飛ばし前方に突き飛ばしました。

私「うるせー!早く行け!!死ぬぞ!!」

全員走り出したのを確認してから砂浜方向を見ると、もう砂浜から獣道に飛び込む人影。

ヤバい…。速い…。

私も最後尾から走り出し獣道に入りました。もう転倒だの転落だの言っていられない。転がってでも逃げたい。あれに捕まるくらいなら転落死の方がましだとさえ思いました。訳も分からず走らされ、後ろからは私が急げと怒鳴り続け、前の女の子二人は泣き出していましたが、D女の後頭部に張り付いている生首は鬼の形相で私を睨み続けていました。

月明かり頼りの獣道、しかも下り、もつれる者は前に掴まり、後ろが支え、なんとか誰も転倒せず下りきりました。あとは平らな道、もう少し走れば舗装された道に出る。逃げ切れる…。

そう思って一瞬後ろを振り返った時に見たものは、もう頂上から獣道に飛び込んでくる人影。

有り得ない…。早過ぎる…。およそ人間の最高峰といえるくらいの速度と距離で時間計算していたのに…。甘かった。人間ではなかった…。

とは言え逃げない訳にはいかない。間も無くすぐ後ろに気配を感じ、よせばいいのに走りながら振り返ってみました。ボロボロの着物のような物を羽織り、振り上げていた物は短刀のような、刀より短い物でした。首がありませんでした。生首の本体なんだと思います。

走りながら自分の背に迫ってくる気配に、逃げ切れないと感じ、私を護ってくれているものに必死に祈りました。

舗装された道に出た瞬間、急に足がもつれ、前方に転がりそうになりましたが、何とか立て直し、既に息を切らしながら車の前で倒れ込んでる4人の元に着きました。

後ろを確認すると、自動販売機の奥にあいつが居ました。

お前だったのか…。

D女の後頭部に張り付いていた生首も消えていました。

A男「おまっ…なんなんだよ…?説明しろよ…っていうか、お前なんて格好だよ(笑)」

私はズボンが下がり、パンツ丸出しでした。

もうズボン上げる気力も無いよ…。

泣いていた女の子二人も、私のまぬけな格好を見て笑みが戻ってきました。

私「とりあえずここ離れよう…。車で話すよ。」

そう言いながらズボンを上げ、ベルトを一旦外し締め直そうとすると、するっと抜けてしまいました。見ると革のベルトが後ろでスッパリ切れていました。

霊を冒涜していたのはA男なのに…。私は最初行くのを遮ったし、霊に謝り続けていたのに…。結局、怖い思いしたり危害加えられるのは霊感ある人間なのか…。割りに合わな過ぎる…。

車の中でD女の様子を見ていましたが大丈夫そうだったので、生首の事は伏せ、首無しが追っかけてきていた事だけ話しました。私はそれ以来、心霊スポット巡りに行かなくなりました。
[ 2014/09/09 ] ケン ◆-

「過去ログその13」に続く


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