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『失踪』(書籍版)

師匠シリーズ。
『失踪』のリメイク作品。

http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3707053
2014年4月21日 20:11

師匠との話をこれから語っていくつもりだけれど、一晩で語り尽くせるものではない。長く、とても長くなるだろう。だから、先に一連の出来事の1つの結果である、師匠の失踪について書いておきたい。
かの聡明なシェヘラザートは、床をともにした女の首を夜明けに刎ねるという残酷な王に、美しく奇妙な物語を一夜一夜語り続けた。千夜を生き延びるため、続きはまた明日に、と添えて。
師匠との話は、そんな大それたものではないし、いつあなたが飽きてしまい、頁を閉じることでこのささやかな物語を終わりにしてしまうかもわからない。
そのとき、頁を閉じるあなたの手を止め、その耳を再び傾けさせるのは、この物語の向かう結末を知りたい、という渇望だろうか。
先に言ったように、彼の失踪は1つの結果に過ぎない。
本当に語りたいのは、彼がなにを愛し、なにに怒り、なにを夢想し、なにを嘆き、なにを笑い、なにに失望し、なにに焦がれ、なにに敗北したのか。そのすべてであり、それらを取り巻く人々のことなのだ。
この話は彼と出会った大学1回生の春から始まる。やがて舞台は追想の過去へと戻るはずだ。そしてその眩しく輝く時代の破滅と絶望を経て、時計の針は再び未来へと進み始めるだろう。
なんだか照れくさくなってきたのでこの辺にしておくけれど、1つ、追記したいことがある。
ここには、すべてではないけれど、幽霊やお化けにまつわる話がたくさん出てくる。
もし、あなたが夜寝る前に読んでしまい、どうしても怖くなってしまったなら、静かに目を閉じて欲しい。そしてある言葉を思い出して欲しいのだ――。



俺が大学3回生のとき、師匠はその大学の図書館司書の職についていた。
その年の夏ごろから師匠はかなり精神的に参っていて、よく「そこに女がいる!」などと言っては、なにもない空間に怯え、ビクビクしていた。
俺にはなにも感じられなかったが、師匠ほど霊感が強くないので見えないだけだと思って一緒にビビっていた。
秋のことだった。そのころ俺は師匠とはめったに会わなくなっていたが、あるときたまたま学食で一緒になって同じテーブルについた。
「後ろの席、何人見える?」

師匠が急にそんなことを言いだした。夜9時前で学食はガラガラ。後ろのテーブルにはだれも座っていなかった。
「なにか見えるんですか?」と訊くと、「いるだろう? 何人いる?」とガタガタ震えだした。
しかしなにも見えない。耳鳴りもないし、出るとき特有の悪寒もない。俺は困惑した。
俺は少し考えてから、「大丈夫です。なにもいませんよ」と言った。すると師匠は安心したような顔をして、「そうか。よかった」と言ったのだ。
そのとき、確信した。霊は後ろの席になどいない。師匠の頭に棲みついているのだと。
さっきの狼狽などなにもなかったかのように師匠は淡々と親子丼に箸を伸ばす。俺は、どうしようもない悲しい気持に襲われ、目の前の料理が喉を通りそうになかった。

その3日後に師匠は失踪した。職場である図書館になにも言わず、ただ辞職願いを残して。探すなという置手紙もあったそうだ。それを知っても俺は動けなかった。
自分でもなぜだったのかわからない。なぜだったのだろう。ふと思い返しても、探さない理由は思い浮かばない。
しかし、探し出していったいどうしようというか、それも思い浮かばなかった。結局、師弟関係はそのときもう終わっていたのだろう。
師匠の家庭は複雑だったらしく、叔母という人がアパートを整理しにきた。
凄く感じの悪い人で、親友だったと言ってもすぐ追い出された。普通、友人に失踪前の様子くらい訊くだろうに。結局アパートはあっという間に片付けられ、空になった。
そして予約でもしてあったのか、すぐに次の住人が入った。部屋から出てくるところを見たが、チャラついた格好の若者だった。師匠や俺の関わったようなものとは全く無縁の世界を生きているやつだろう。
そうして師匠のいた空間は、いつの間にか次々と別のもので埋まっていった。

俺が大学に入ったころ、所属していたサークルでまことしやかに流れていた噂がある。師匠に関する噂だ。
「あいつは人を殺してる」
冗談めかして先輩たちが言っていた。たぶん真実ではないかと思う。
師匠は酔うとよく口にしていたことがある。
「結局のところ、死体をどこに埋めるか。それがすべてだ」
自分に関する噂に悪乗りして、わざわざサービスをしていたのは明らかだったが、そんな話をするときの目がやたら怖かったのを覚えている。
師匠の車でめぐった数々の心霊スポットのことが思い出される。
とある山にある、皆殺しの家という名所に行ったとき、彼はこんなことを言っていた。
「不特定多数の人間が深夜、人目を忍んで行動する。そして怪奇な噂。怨恨でなければ、個人は特定できない」
聞いたときはただ気持ちが悪いだけで、なにを言っているのかよく分らなかった。しかしたぶん師匠は「恨みもなにもなく、ただ殺した人間」の死体をどこに埋めるのがいいか、という話をしていたのだ。
心霊スポットに埋めるのがいい。そううそぶく彼は、助手席に乗る俺を露骨に怖がらせようとしていた。
深夜そんな心霊スポットを巡る日々に、ドロドロとした疑念と畏怖を加えたのだ。実に悪趣味だ。だが、それさえある種の隠れ蓑だったような気がする。

以前、俺は師匠に連れられて、車で北に1時間以上かかる山間の町に行った。そこには、『もどり沼』とれる奇怪な場所があった。かつて天狗が空から落ちてきたという伝説があるのだそうだ。
やがて神社にまつられるようになった天狗のグロテスクな話を道みち聞かされて、俺は気分が悪くなった。『もどり沼』というのも、空から落ちてきた天狗にまつわる場所らしい。
「散々探してやっと見つけたんだよ」
深夜だった。車を降り、山に分け入って道なき道を進んだ。頼りない懐中電灯の明かりが照らし出す前方に、ぼんやりとした光が見えた気がした。ついで、水の生臭い匂いが漂ってくる。
「これが?」
沼だった。小さな沼が、人けのない山中に月の光を反射していた。
「そうだ。もどり沼だ。地元の人でも、もう知る人が少ないという曰くつきの場所だ。天狗を祀った神社が少し離れた場所にあるんだが、そこに由来と逸話が古文書で伝えられている」



沼の底に、大昔天狗が落とした珠(たま)が眠っているという。
かつて美しい泉があったその土地は、漏れ出る珠の呪力で沼となり、瘴気に満ちた恐ろしい場所になってしまった。
村人も寄りつかなくなったその沼に、ある日、流行り病で妻に先立たれた男がやってきた。この世をはかなみ、あとを追って死のうと思ったのだ。
淵に来るだけで命を吸われるような禍々しい瘴気が充満する沼に、男は足を踏み入れようとする。その前に、妻の形見である髪の毛の房を沼へ投げ入れた。
するとどうだろう。沼の中央がぶすぶすと沸き立つように揺れ、赤子の悲鳴のような恐ろしい声が、どこからともなく聞こえてきた。男は驚き、そばにあった潅木の裏に身を隠した。
波立つ沼がやがて静かになったころ、平らかな水面にいつの間にか人の顔が浮かんでいた。妻の顔だった。そう気づいた男は水に飛び込み、妻を沼の中から引きずり出した。
天狗の落としたという珠の力であろう。死人となったはずの妻があの世から戻ったのだ。
だが、妻は男の呼びかけに応えなかった。姿かたちは妻そのものだったが、その中には魂が宿っていなかったのだった。やがてなにも言わぬまま、人の形をしたものはモロモロと崩れ、泥に還っていった。あとには髪の毛の房だけが残っていた。
あまりの恐ろしさに山を駆け下りて逃げ出した男は、死ぬことをやめた。そしていつしか新しい妻を娶ることになった。
その暮らしは、つつましいながらも満ち足りた日々だった。新しい妻は器量こそ悪かったが、よく働き、男を立て、舅、姑を敬う、よくできた女だった。
数年の月日が経ったある日のこと、男は新しい妻を誘ってあの沼にやって来た。そして、拾って隠していた亡き妻の髪の毛の房を沼に投げ入れ、ついで新しい妻を沼に突き落とした。
泳ぎの達者であったはずの新しい妻は、もがきながら沼の底へ沈んでいった。まるでだれかに足を掴まれ、引きずり込まれているかのようだった。いつかのように沼は沸き立って揺れ惑い、やがて静かになると昔の妻の顔が水面に現れた。
男が沼から引っ張り出すと、妻は呆然としていたが、しばらくすると呼びかけに応え始めた。確かに妻だった。死んだはずの。今度こそ死人があの世から戻ったのだ。
男は妻の身体を抱き、咽び泣いた。

「酷い話ですね」
俺の感想に師匠は頷かなかった。かわりに、「ただの古い言い伝えだ」と呟いた。そうして、今でも腐ったような臭気を放つ沼にゆっくりと近づいていった。
「言い伝えにはまだ続きがある。男の話を伝え聞いたこの地方の庄屋が、若くして死んだ1人娘をあの世から呼び戻そうとして、同じことをしたんだそうだ。しかしうまくいかなかった。
娘の姿かたちをしたものは現れたが、魂が宿っていなかった。そしてあっという間に泥に還ってしまった。
女中を騙して沼に沈めたが、やはり同じだった。土地の代官もその話を聞いて同じことをした。息子を生き返らせようとして。やはり駄目だった。何人沼に沈めても。しかし、最初の男のほかにも、死人を蘇らせることに成功した者もいた」
師匠は沼の淵にしゃがみ込んで、淡々と語る。
「何が違ったんですか。死んだ人間を蘇らせるのに成功した人と、失敗した人で」
疑問を口にした俺に、師匠は薄ら笑いを浮かべ、「人の魂がどこから来るのかって話だ」と言った。そしてまともに答えないまま、沈黙した。
風でガサガサと木々が揺れる音があたりに渦巻いていた。俺は沼から離れた場所で立ち尽くしている。師匠は沼に淵にしゃがんだままちらりと振り返り、「来ないのか」と言った。
俺は首を左右に振り、あとずさる。いったいなにを恐れたのだろう。死人が蘇るなどというこんな与太話を?
「さて、帰るか」
立ち上がり、師匠は変に明るい声を出した。しかしその眼の奥に渦巻く暗い光を見た気がして、俺はもう一度あとずさった。
師匠の車のトランクを一度こっそり開けたことがある。しかし袋に詰まった土くれがあっただけで、なにも面白いものは隠していなかった。そのときのことをどうしても思い出してしまった。
 
師匠には恋人がいたが、俺が大学3回生になるときに県外で就職が決まり、去っていってしまった。カンのいい人で、そのころ狂いつつあった師匠から逃げたのかも知れなかった。
しかし、同じように卒業して去っていった先輩たちのなかで、不思議なことに彼女だけはその後、音信不通になってしまった。携帯電話も番号が変わってしまったのか、通じなくなった。師匠も連絡が取れないと言って心配していた。その心配が本心であればいいが、人の心の中は覗けない。
夜をさまよい、心霊スポットを、人の死の色濃い場所を巡り続けた彼は、いったいなにを求めていたのか。失踪した先には、求めるものがあったのだろうか。今はもうわからない。


師匠の忘れられない言葉がある。
俺が初めて本格的な心霊スポットに連れていかれ、怯えきっているときに師匠がこう言った。

『こんな暗闇のどこが怖いんだ。目をつぶってみろ。それがこの世で最も深い闇だ』
 
眠れない夜に、今でもその言葉を思い出す。


次の記事:『よく神社やその付近の森で友達と遊んでいた』
前の記事:『違和感のあるエレベーター』
[ 2014/04/23 ] 師匠シリーズ

[ 49400 ] NO TITLE

加奈子さんを生き返らせるために歩くさんを使おうとしてたということだろうか
[ 2014/04/23 ] ◆-

[ 49426 ]

49400
私もそう思った。
歩くさんか、師匠と加奈子さんと同じような関係だったウニを生贄にしようとした?
[ 2014/04/23 ] ◆-

[ 49437 ] NO TITLE

書籍版ってこの話本になってるのか?
[ 2014/04/23 ] ◆-

[ 49476 ] NO TITLE

こんな方法で加奈子さん蘇らせたら、ブン殴り頃さrそうだが
[ 2014/04/24 ] ◆-

[ 49478 ] NO TITLE

袋に詰まった土くれは、甦りに失敗した加奈子さん?
[ 2014/04/24 ] ◆-

[ 49594 ] NO TITLE

歩くさんが師匠に見切りつけただけならいいけど、最悪のパターンは歩くさんを贄にしても加奈子さんは蘇らなかった場合だな
[ 2014/04/25 ] ◆-

[ 49602 ] NO TITLE

歩くさんは「怪物 幕のあとで」で京介に加奈子さんと師匠の「代替わり」まで予言してる予知能力者で
「デス・デイ・パーティー」では自分の死ぬ日時(アバウト16年後)を知っていると明記されているし、
加奈子さんを蘇らせるために歩くさんを死なせるとしたらすごいトリックが必要になるな。
最初にこの話を書いた時点ではまだ歩くさんの能力の詳細は固まってなかったのかもしれないが
書籍化にあたって手直ししたバージョンでも「歩くさんだけ音信不通」という状況は変わっていないという点、不安ではある。
しかし師匠がそんなことをしでかしてしまったのなら、「墓」の幕切れで作者が「優しく」なれる筈がない。
[ 2014/04/26 ] ◆-

[ 49765 ] NO TITLE

「かえるのうた」を思い出した

墓にあったのは加奈子さんを取り戻せないという現実を
師匠が受け入れたことを示す何かかなーと予想
[ 2014/04/28 ] ◆-

[ 50977 ] NO TITLE

愛する者を蘇らせるには、同じぐらい愛する者を捧げなくてはならない
亡き妻には新妻を、亡き子供には別の子供を。他人を何人騙して沈めてもダメ
加奈子さんに見合う捧げ物は無い…それに気付いた師匠は自らを沼に沈めた
…なんてなヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
[ 2014/05/13 ] ◆-

[ 51432 ]

身代わりにする人物が妊娠してないとダメなのかな?と思った

投げ入れた髪は蘇らせたい人物を示すもの
身代わりに沈める人間は材料で、その人を使って蘇らせたい人の魂を宿らせる新しい体(魂の入れ物)を作るため
胎児の命と引き換えに蘇らせたい人の魂を呼び寄せる

ってな感じ。
師匠が「人はどこからくる?」って言ってたのと、成功にはコツがあるみたいだからそう思った
でも普通に考えたら感情含めた色んな条件が重なる人を身代わりに、だよね
[ 2014/05/18 ] ◆-

[ 60005 ]

pixivの49の質問見たけど、ご冥福をお祈り致しますって、歩くさんはもう死んでるのか。。
[ 2014/08/18 ] ◆-

[ 60978 ] NO TITLE

以前どっかでデス・デイはもう過ぎちゃったなあ、とか作者がぼやいてた気がする
ただ突然のアクシデントによる死なら16年以上も前に予知するはずがないので
自然死に近い、病死みたいな状況なんだろう

と思いたい
[ 2014/08/28 ] ◆-

[ 91779 ]

師匠は死ぬことも出来ない加奈子を蘇りの沼で土塊に返したということ。目が見えないほどに傷つき再生も出来ず、天狗の肉で死ねないのならば、天狗の沼で無に帰すことが唯一の救い。
[ 2015/08/15 ] ◆-

[ 99245 ] NO TITLE

ウニか歩くを沼に落とせば加奈子は蘇るだろうね
[ 2015/11/11 ] ◆-

[ 102812 ]

自分は元妻と新妻のように役割が同じ人間を投げ込まないといけないんじゃないかと感じた。だから加奈子さんと同じように師匠は誰が(ウニ)の師匠となってこの沼に自分を生贄として投げ込んだんじゃないかなって。
[ 2016/01/08 ] ◆-

[ 116554 ]

102812
がいいなあ
[ 2016/08/04 ] ◆-

[ 116729 ] NO TITLE

こんなに加筆修正してあるなら、書籍版、買うかぁー
[ 2016/08/06 ] ◆-

[ 118158 ] NO TITLE

※102812
師匠にとっての役割という事なら、師匠と加奈子さんは恋愛関係とは別に師弟関係でもあったから、歩くさんと加奈子さんが同じ立ち位置ってわけでもないと思う。
もっと単純に霊力の強さとか誕生日とか年齢とか名前とか、具体的な共通点の多さがキーなんじゃないかな。
[ 2016/08/25 ] ◆EBUSheBA

[ 118359 ]

自分を生贄にしたけど、加奈子さん復活は失敗?したってことかなぁ
[ 2016/08/29 ] ◆-

[ 125244 ] NO TITLE

妊娠説が正しい気がする。
加奈子を土にしたっていうのも納得だ。
おまいらよく読んでるな
[ 2016/12/18 ] ◆-

[ 125839 ] NO TITLE

102812説(立場の同じ人を生贄に捧げる必要がある)は、納得がいく気がする。

師匠が心霊スポット巡りや、様々な危険に身を投じていたのは、「ウニにとっての師匠」を
かつての「師匠にとっての加奈子」に重ねよう(=近づけよう)していたのではないか。
「じゃあ、行こうか」などの口癖、部屋、車なども、加奈子への捨てきれない想いと同時に、
かつての「師匠にとっての加奈子」を再現するための小道具だったのでは。

歩くさん云々の話は、49602が挙げている理由を考慮しても、師匠が殺した説は考えにくい気がする。
加えて、102812説を前提に考えれば、「師匠にとっての加奈子」であったと思えるような
根拠もないような…。(そもそも師匠と加奈子は正式に恋人関係ではなかったし…。)

また、ウニが師匠と沼に行った時に感じた恐怖は、師匠がここで死ぬつもりである(或いは
突き落としてくれと頼まれるかもしれない)ということを察してしまった故のものとは
考えられないだろうか。
歩くさんが姿を消したのは、師匠から「沼に落としてくれ(殺してくれ)」と頼まれるのを
察知していたから、とか…?

師匠がおかしくなったのは、結局ウニとの関係を、かつての「師匠にとっての加奈子」にまで
育てることができず、自殺もできず、しかも就職してウニとも疎遠になっていくという
焦りからではないか。

う~ん…。詳しい方考察求む。長文申し訳ない。
[ 2016/12/29 ] ◆-

[ 133498 ]

102812だけど1年ぶりに見たら説がとりあげられてて驚いた。
歩くさん云々は確かに合致しそうだし消息不明な点も怖いけど師匠は歩くさんを殺すとは思いたくないなあっていう感情論。でもなぜ師匠は歩くさんにあんなに執着したんだろうか。102812説を推すとすると加奈子さんにもそういう人がいたとか?分からん。
125839のウニは師匠がここで死ぬつもりかもしれないから恐怖を感じたっていうのはなるほど、と思ったよ。

師匠が人を殺したっていうのは師匠自らを、元の師匠のアイデンティティとかそういうものを"殺した"だったらいいなと思う。
救えないけど、救いがありそうで。
[ 2017/04/25 ] ◆-

[ 136036 ]

あいくさんへの執着心は、巻き戻りの能力が欲しいため。何処かクサビになるポイントに戻したい。ウニの似た体験をまとめたノートも持って行ったはず。
[ 2017/05/29 ] ◆-

[ 137576 ] NO TITLE

自分も生贄は妊婦じゃないといけないのかなと思った。
「葬祭」の部落でも魂の容れ物(魂の宿る本体?)は成人の身体ではなくて、嬰児ということになっているし。
[ 2017/06/16 ] ◆-

[ 137580 ] NO TITLE

戻り沼の逸話は、ウニに信じ込ませる為のものではないのか?と疑っているわ。
この物語では、人の想像が現実になるという事象が多々見受けられるから。

師匠はウニの思い込みの力を利用しようとしたのではないだろうか。
[ 2017/06/16 ] ◆-

[ 138190 ]

浦井加奈子→うらゐかなこ→urayi kanako →aaaikknoruy
倉野木綾→くらのきあや→kuranoki aya →aaaikknoruy
何の話だったか(簀巻きの話だったかな?)忘れたけど、歩くさんの代の入学アルバムを師匠が持ってて、歩くさんのページに印が付いてたってエピソードがあったと思うんだけど、師匠は最初からこの沼で加奈子さんを生き返らせる際の生け贄にするために、歩くさんに近づいたのではないかな。
少しでも成功率を上げるために、名前の構成が加奈子さんとアナグラムになっている女性を探して、自分の情を移すために恋人になって・・・
だけどそれこそ情が移ってしまって、殺せなくなってしまって少しずつ壊れていって・・・

みたいな
[ 2017/06/25 ] ◆-

[ 139204 ] NO TITLE

書籍版ではそうめんで師匠がお化け以外見ないぞと言っていたり、坂で綿飴持ってたり加奈子さんらしい描写もあるから師匠=加奈子かなと思ったが、漫画、書籍版などで師匠の見た目は明らかに男なので、死んだ加奈子さんを沼に落として自らが沼に飛び込んで魂の器になったって感じなのかな?て思った。
復活した加奈子さんは、え?何で?弟子の体になっとるやん?私たち入れ替わってるーーー?!(笑)
それからは加奈子さんは弟子(師匠)のふりをしながら、弟子の魂を探し続けるのでした。
[ 2017/07/09 ] ◆-

[ 140171 ] NO TITLE

師匠の部屋って曰く付きの物が結構ありそうなんだけど、それをサラッと片づけてしまう叔母が一番怖い。
[ 2017/07/20 ] ◆-

[ 142956 ] NO TITLE

誰かを沈めたから、良心の呵責で居もしない幽霊を見ていたんじゃないか
『刀』や『猫』の話みたいにさ
[ 2017/08/21 ] ◆-

[ 144620 ]

私は師匠の中に加奈子さんが入ってるんじゃないかなって思った
師匠が加奈子さんの髪の毛持って自ら沈んでさ
で、そうめんの話で吐き出したのは、師匠の体に入ってた加奈子さんのサムシングなのでは
そうめんの話で中に入ってた加奈子さんが全て抜けきってしまってそこで一人称が『俺』から『僕』に変わったんじゃないか
本来の師匠は『僕』で、加奈子インストール時は『俺』なんじゃないかな
って思ったけどみんななかなか考察の奥が深くて自分の意見に自信がもてねぇ……みんな頭良いな……
[ 2017/09/07 ] ◆-

[ 145140 ] NO TITLE

> 凄く感じの悪い人で、親友だったと言ってもすぐ追い出された。
> 普通、友人に失踪前の様子くらい訊くだろうに。
> 結局アパートはあっという間に片付けられ、空になった。

この状況で加奈子さんの黒いキャップを確保したウニすごい
[ 2017/09/14 ] ◆-

[ 145144 ] NO TITLE

師匠は、見えざる悪意から守るために、歩くさんを手元に置いたのでは
歩くさんは、能力的には、真っ先に狙われてもおかしくない存在だからね
歩くさんが県外へ就職したのも、師匠の計らいかも

『本』によると最終決戦の師匠は役立たずだったっぽいけれど、
すべて片が付いたことで、安心して?失踪できたのだろう
いまごろ、歩くさんのところでヒモやってるかも
[ 2017/09/14 ] ◆-

[ 145171 ] NO TITLE

冒頭にあるように、失踪はハッピーエンドの結果ではないと思うよ。
失意の果てというのが適当。
[ 2017/09/14 ] ◆-

[ 145381 ]

実は師匠の中に加奈子さんが入っていた説は、なるほどなーと思った。
だから、昔沼で蘇った前妻と、落とされた後妻は双子だったから見た目は変わらなかった…っていう説明がつくね。
歩くさんのアルバムを見て近付いた件は、アナグラムの名前(蘇りの条件)なんだろうなと思う。
「双子」を読んだら少し紐解いていけそうな気がするけど…ミスリードもありそうで難しいなぁ…
[ 2017/09/16 ] ◆-

[ 145471 ] NO TITLE

加奈子って言う名前の女じゃ駄目だったのか。
何でアナグラムなんだ。
[ 2017/09/17 ] ◆-

[ 145477 ] NO TITLE

まんま同じ名前の人間がいっぱいでてきたら混乱するしバレバレになるからかな
師匠が男か女かですら混乱する人がいるのにw
[ 2017/09/17 ] ◆-

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